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zoom RSS エレギアの手入れ

<<   作成日時 : 2017/04/29 19:02   >>

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分園入り口のスロープを歩いて行くと、左手にスギナのオバケみたいな植物が密生しているのに気付くだろう。これが南アフリカ原産、レスティオナ科のエレギア・カペンシス(Elegia capensis)だ。南アの乾いた草原をフィンボスと呼ぶらしいが、そこの植生を代表する植物の一群らしい。昔、それこそ30年以上前だが福花園が本種をスエヒロソウの名で売り出し、アスパラガスのような切り葉素材として扱っていた。その後、オーストラリア産のスカエボラ、ブルーファンフラワーにスエヒロソウの和名が与えられたようで、本家のエレギアはどうなってしまったのか、私は知らないが多分、忘れ去られてしまったのだろう。このエレギア、ご覧のように芽出し時が格別美しく、これからスギナのように葉が展開していくのだ。またこの時期茎頂に花を着け、それがカヤツリグサみたいな花なので、あー、この仲間だったのかと納得できるということだ。ただこの美しさを現出するには、手間暇かけて、去年の茎を全て切り捨てて整理しなければならない。これが面倒で時間のかかる仕事なのだが、今日、朝一のワニ池掃除のあと、お客さんがまだ少ない時間体に、1本残らず奇麗に片付けた。その結果がこの写真ということだ。本種は花の後、ケシ粒より小さい種を稔らせるので、実生も可能だが、1年目は針のように細い葉を1枚出すだけなので、大株にするには相当時間がかかる。勿論、ここの株は私の実生だが、もう一度やる気にはならない。それ位生育の遅い植物だ。乾燥地性の植物なので、土手の上辺など乾きやすい環境でよく育ち、水気の多い場所では上手く育たない。それさえ心得ていれば丈夫で育て易い植物だ。次は分園の奥テラピアの池の横の水槽の画像だ。実は昨日、この裏に繁っていたツバキ5〜6株を一念発起して丸坊主にし、下草のトクサだけを残したのだ。この水槽の日当たりが悪くなっていたし、木が老化して、ツバキの花も余り咲かなくなっていたので、仕立て直しの意味で坊主にしたのだ。本当は下枝を残すつもりだったのだが、下枝が結構枯れ込んでいて形にならないので全部切ってしまったのだ。おかげで今日はスッキリとしていて、水生アマリリスの日当たりも良く、連休明けには豪華な花が楽しめるだろう。昨年デンパークからいただいた水生のワッヘンドルフィア・シルシフローラ(Wachendorfia thyrsiflora)も大株になって、開花が楽しみだ。因みにここのトクサは茎の先がいくつにも枝分かれする北米原産のエキセトゥム・プラエアルタム(Equisetum praealtum)で高さが2m以上になっていて、これも珍しい景観だ。
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