学芸員の独り言

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zoom RSS ペニオセレウス・ストリアータス

<<   作成日時 : 2017/08/02 08:40   >>

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昨晩は、今年最初のペニオセレウス・ストリアータス(Peniocereusu striatus)の一斉開花の日だった。全部で28輪、見事なものだ。私が本種にこだわるのは、以前も書いたが、1973年12月、カリフォルニア半島を一人旅して、半島の先端、カボ・サン・ルーカスの山で本種の結実株を発見した想い出があるからだ。もう44年も昔の話だが記憶は鮮明だ。当時は松田先生にいただいたメキシコのサボテン誌のバックナンバーを読んで、見たい植物をリストアップしてあったので、簡単に同定出来たのだと思う。この半島の先では、フェロの紅珠丸(Ferocactus townsendianus)、マミの蓬莱宮(Mammillaria schumannii)、エビの類モランガヤ・ペンシリス(Morangaya pensilis=Echinocereus)が調査候補だったはずだ。当時、本種はウィルコキシア(Wilcoxia)とかネオエバンシア(Neoevansia)という属名で扱われていたが、赤い果実を見つけた時は嬉しかった。当時見た蓬莱宮もちょうど今開花期を迎えており、近日中に紹介するが、想い出を育てるとはこういうことだ。本種は気が向いた時、生長点の軟らかい枝を1cm程切ってキリンウチワや夜の女王に接げば簡単に着くので、欲しい人にどんどんプレゼントしている。夜の温室を飾るには場所も取らずお勧めのサボテンだ。
次はベランダのイスメネ・アマンカエス(Ismene amancaes)。発芽の遅い種なので、今年も6月になってティグリジャなどと一緒に植え替えたが、一向に発芽せず、3球のうちようやく1本が発芽し、今朝1輪が咲いた。残りの2球はやっと芽先が地面に見えた程度。先日、ヒポキシス・コルチシフォリア(Hypoxia corchicifolia)の記事を書いたが、今年は球根類の発芽が思うように行かず、やはり陽気の影響が大きいのだろうか。このアマンカエスも5〜6年目でやっと栽培マニュアルが確立したと思っていたのだが、今年は見事に裏切られた。冬に咲くパラモンガイアのミニチュア版みたいな花なので私は気に入って大事にしているが、思い通りに育たない所まで良く似ている。ヒガンバナ科でアンデス原産。最後はトキワネム(Calliandra selloi)2回目の一斉開花。朝一でこんな光景に接すると1日幸せな気分で過ごせる。マメ科でブラジル原産。
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 こんにちは。夜咲く花は日々の仕事を終えて帰宅すると咲いていてくれるので、私のような勤め人には同じ一日花でも昼だけ咲いて夕方しぼんでしまう花よりはゆっくり向き合う機会が多いように思います。昨日近所の飲食店経営者から、自宅で育てて一年ほどの柱サボテンがひとつだけ蕾をつけてじきに咲きそうだという知らせがあったので夕食を終えてから訪問し、店を閉めて帰ってからゆっくりお楽しみいただけますよと伝えてきました。夜開性の花でも熱帯スイレンやオオオニバスは相当な広さを占めるので、背は高くなるがそれほど場所を取らない柱サボテンや背も伸びないディスコカクタス属のサボテンなら、与えられる環境次第では庭のない住まいでも楽しめそうに思います。

 ペニオケレウス属は細い柱に一時にたくさん花を咲かせるのですね。塊根が大きいといいますが、栽培はそれを考慮して相応に大きな鉢に植えるのでしょうか? 接木になっていればまさか台にしたサボテンに塊根が乗り移ることはないでしょうから、倒れないよう注意すればそれなりに小さな鉢で育てられそうな気がします。

 ところで、昨秋ご紹介させていただいた南アフリカ原産のヒガンバナ科大型球根のうち、今年もブーファンが蕾を上げてきました。開花し始めたら毎年咲いてくれる優良?個体で、鉢植えのまま真冬も梅雨時も屋上に放置してあるためか、いつからか年に二度新葉を展開させる生活リズムとなってしまいましたが、開花は晩夏の一度だけです。
川合 慶一
2017/08/03 10:38
川合さん、ペニオセレウスは接いであれば塊根は育ちません。特にストリアタスは小型で管理の楽な種です。この30輪咲く株でも5号鉢です。咲かせるだけなら、3.5号位の接ぎ木苗でも咲いてきます。逆にクイスマレンシスは1シーズンで茎が1mも伸び、持て余してしまいます。
学芸員
2017/08/03 14:22

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