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zoom RSS 根挿しの結果は

<<   作成日時 : 2017/08/08 19:51   >>

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昨年、エクゾチックプランツの尾崎氏との話で、ソテツのスタンゲリア(Stangeria eriopus)は根挿しが効くよね?と聞かれ、それならと試した結果がこの画像だ。6号深鉢に植わっていた2株寄せの根を大根を切るように太さ2〜3cm、長さ5cm 位に切り分けて、ガーデンパンに横たえ、鹿沼土で埋めておいた。大体半年で発芽し、順次7鉢鉢上げしたが、最後の根はまだ発芽していない。でも時間の問題だろう。切った根が腐るということは一切なかった。だから非常に効率的な繁殖方法と言えるだろう。発芽した根は4.5号鉢に鉢上げして、大きな葉は長さ30cmにもなって、立派な苗木だ。根を切った親株は2年もすれば元通りの根に戻るだろうから、また切ることも可能で、やたら根が深く入るスタンゲリアの特性を生かした繁殖法はとても有効だ。次はソテツの鉢に生えて来たイワタバコ科のクリソセミス・フリードリッヒシュターリアナ(Chrysothemis friedrichstahliana)だ。これがくせのある植物で、昨年も鉢に出た苗を順調に育て、5号鉢で10鉢も作って、そのまま乾燥越冬させたのだが、この春1つも芽が出ず、全部腐っていた。ここ2年、同じ繰り返しで、どうしたらうまく越冬できるのか、悩んでいる。そのくせこぼれ種では簡単に生えてきてご覧の通り。これを鉢上げ肥培すればすぐ5号鉢サイズだ。次はシンニンギア・ツビフローラ(Sinningia tubiflora)だ。これは地下の塊根でどんどん殖えるので、もとは1株だったのが今は8株位になっている。殖やす気になればいくらでも可能だが、展示にはこの程度で十分だ。ただし本種の赤花の園芸品種は、奇麗でよかったのだが4〜5年でいなくなってしまった。最後は我が家でよく咲いているパラグアイのハブランサス(Habranthus aff.robustus)。本種の導入直後は、花径15cmの大輪を目指してせっせと種を播いたのだが、大きい花の変異は1つも出ず、より小さい花ばかりが咲いて、すぐ諦めてしまった。昨日は1輪に白い斑が入っているのに気付き撮影したが、もともと白っぽい弁なので、斑が入っていても有難味がないようだ。
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コメント(2件)

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シンニンギア・ツビフローラは耐寒性がかなり強いそうですが、そちらでは戸外で地植えもされているのでしょうか。
折れた茎を適当に挿しただけで活着し、一株しかないですが特に何もせずとも結実し(北米ではスカシバの類がポリネーターと働きをするそうですが)、野生化できる可能性も高い種なのかな?と思います

2017/08/13 02:44
森さん、シンニンギアには耐寒性のある種もあるのですね。以前、グロキシニアのアリオンを外の花壇に植えましたが、風に弱くて使い物になりませんでした。温室内でも伸び過ぎて持て余しますからね。
学芸員
2017/08/13 12:41

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