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<<   作成日時 : 2017/09/30 09:50   >>

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今日は先だって咲きかけていたアリストロキア・カウリフローラ(Aristolochia cauliflora)の花の撮影に栽培温室に行って来た。生憎、その花はもう終わっていて絵にならず、ついでにそこらで咲いていた花を撮ってきた。ここ栽培温室は薗田君が一人でもう30年近く担当し、保存と園内飾りの苗や鉢物作りをやっている。200坪程の施設だが、彼は上手にスペースを回転し、園内で飾る鉢物を一手に引き受けて栽培している。育てるのが趣味みたいなものだから,365日ほぼ一人で維持管理をしているようなものだ。その仕事の中でも最も大切なのはコレクションの保存だが、これも挿し木や更新を繰り返して毎年同じスペースで維持しているが、その単調な仕事を毎年繰り返している彼の努力には頭が下がる。そのコレクションの花を撮ってきたということだ。最初はメキシコ産、ナス科のジュアヌロア・オーランティアカ(Juanulloa aurantiaca)。ソランドラなどに近いタイプだから維持は楽だが、貴重品を長年は大変だ。次は南アフリカ原産、キョウチクトウ科のカリッサ・マクロカルパ(Carissa macrocarpa)、ナタール・プラムの英名のある果樹だが、実が可愛いい。これを小鉢で成らせるのが薗田君の得意技。次も南ア産、キツネノマゴ科のルスポリア・ヒポクラテリフォリア(Ruspolia hyppocratrifolia)、私も好きでずっと育てていたが、いつの間にかなくなっている。保存はこのいつの間にかが許されないのだ。次はトケイソウのサブランセオラータ(Passiflora sublanceolata)、比較的新しい導入だが、奇麗な花を小鉢で咲かせ、上手に維持している。黄花の吊り鉢はインパチェンス・レーペンス(Impatiens repens)、熱帯アフリカ原産。本種は導入時大人気の植物だったが、今は余り見なくなった。とても面白いインパチェンスで私は好きだ。次はノボタン科のチボウチナ・グランディフォリア(Tibouchina grandifolia)。勿論、ブラジル原産で、最近薗田君が鉢物でよく仕立てる種の1つだ。最後はブーゲンビレアのコレクション(Bougainvillea cvs.)、私も研究室担当になった当初、本種を徹底的にチェックして70品種位に分けたが、それを小鉢でずっと維持しているのだ。最後はツユクサの白雪姫(Tradescantia sillamontana)とフィクス・カロリネンシス(Ficus calorinensis)。特にフィクスはかつてポナペ島調査で持ち帰った記念碑的植物だ。ツユクサはメキシコの松田先生の記載品で思い入れがある。
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