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zoom RSS 球根ベゴニアの催芽、ソテツの果実など

<<   作成日時 : 2017/10/10 18:30   >>

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先日、球根ベゴニア(Begonia tuber-hybrida)の催芽の事を書いたが、催芽とは、春に入荷し、5〜6度の野菜用冷蔵庫に保存しておいた球根を取り出して、ガーデンパンに並べて発根発芽させることだ。催芽用の用土は腐葉土でも良いが、当地では良質な腐葉土が手にはいらないのでバーミキュライトを使っている。冷蔵保存用にもバーミキュライトを使っているので、それを流用できるから好都合と言えば好都合だ。で、今年の球根は保存中に発芽してモヤシのように伸びてしまい、ご覧の通り。昔はよくあったトラブルだが、今年は久し振りだ。冷蔵庫の温度が高めだったり、スチロールの保存箱に湿気が染み込んでバーミキュライトが湿ると、発芽してしまうのだ。普通は催芽を始めて1ヶ月で5号鉢に定植し、さらに1〜2ヶ月で開花開始という調子だ。ちょうど正月に賑やかに咲くようにというローテーションなのだ。次は赤い雌の球果が大きくなってきたトゲオニソテツ(Encephalartos ferox)だ。先日の消毒でカイガラムシの死骸が目立つが、カイガラムシのコントロールにはいつも泣かされている。このトゲオニソテツ、球果は赤くて大きく見事なのだが、残念ながら当園に雄株はなく採種の可能性はない。雑種を作れば別だが、100年、200年生きる植物の雑種を作ってどうするの、というのが私の発想だ。次はサイカス・シンプリシピンナ(Cycas simplicipinna)の緑色の果実。本種はタイのチェンマイで採集してきた産地のはっきりした植物で、しかも雌雄2株あるので、何度も採種している。間もなく熟期になるだろう。次はオーストラリアのマクロザミア・ミケリー(Macrozamia miquelii)だ。昨年は3果も収穫出来て、大量の種子が得られたのだが、試し播きしたら1本も発芽せず、これには驚いた。自分で交配しただけに間違いないはずなのに、何が起こるかわからないのが人生か。実は同様に採種したセラトザミア・メキシカナ( Ceratozamia mexicana)もまるっきし発芽せず裏切られてしまった。
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