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zoom RSS 珍花2種

<<   作成日時 : 2017/12/24 18:43   >>

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昨日は分園売店前の温室、そう大型ビカクシダのコレクションのあるところだが、背面の壁に白ペンキを塗った。下半分は毎年塗るのだが、上半分はビカクシダが繁っていて、ペンキをつけそうなのでもう5年位塗っていなかった気がする。だから作業は下地のペンキ剥がしから始まるので、兎に角手がかかる。結局私が一人で2日がかりで塗ったが、剥がしたペンキも奇麗に片付けながら小分けして塗っていったので、温室の床も掃除しながらの作業で、時間はかかったが、壁から床まで奇麗になって気持ちの良いこと。その温室で咲いていたのが、大型のムシトリスミレ、ピンギクラ・ギガンテア(Pinguicula gigantea)だ。確かこの1月に1株大株をいただいたばかりだが、とにかく生育旺盛で、小株を2度にわたって分けたら、11ヶ月後の今、14株にまで殖え、ご覧の通り3株に花が咲き始めた。暖かくなったら売店で売りたいところだが、本種は兎に角葉や株が脆く、鉢の移動ですら細心の注意が必要なので、とても売るどころではない。動かない様に鉢を固定して、葉も傷まない様なプラスチックケースでも作らなければ無理だ。タヌキモ科で原産地はメキシコだが、今調べてみたら私がおつきあいしていたプラント・ハンター、アッルフレッド・ラウー氏の発見と知り驚いた。そうならば大切にせねばなるまい。画像はピンギクラの次にペンキ塗りの済んだ温室風景も載せる。ちょうどザミア・ニューロフィリディア(Zamia neurophyllidia)の果実が熟して来たのでそれも紹介する。ザミアは雌雄が揃っていて、同時に咲く種も多いので、その気になれば採種も可能だが、私が実際に交配したのは本種だけだ。それだけ珍しいということだ。本種はパナマ原産でザミア科だが、確か上記ラウー氏が17年前コスタリカで採集して送ってくれた種のはずだ。
1号温室ではトックリアナナス(Aechmea recurvata)が咲き始めたと思ってラベルを見たら、エクメア・オーランディアナ X トックリアナナス(A.orlandiana x A.recurvata)になっていて驚いた。トックリが母木なら自家受精の可能性も考えられるが、この交配は多分オーランディアナが母親だから疑う余地はない。こういう結果が出るから交配育種は面白いと思う。
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