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zoom RSS ディオーンの球果が崩壊

<<   作成日時 : 2017/12/31 19:14   >>

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今日は大晦日で、終日駐車場整理だったが、昼食後温室の見回りに行ったら、ソテツのベッドでディオーン・スピヌローサム(Dioon spinulosum)の雌球果が崩壊していて驚いた。メキシコ原産、ザミア科の巨大ソテツで丈は12mにもなるという。元々、雌株1本で未受精の球果だから、いずれ崩壊するのはわかっていたが、何の前触れもなく、突然崩れ落ちるのが本種の特徴で、いつも驚かされる。夕方、大きなゴミ箱に崩壊した鱗片を広い集め、樹上に残っていた部分は切り取って片付けたが、このお尻の部分だけでも10kgもあって重い事。折角だから薄暗い中写真を撮ったが、未受精の種子はパチンコ玉程度の大きさしかない。本種の受精した種子はチャボの卵程ではないが、それに近いサイズだから、この球果が受精していたら30kg、40kgの重さになっても不思議ではない。とにかく大型のソテツなのだ。ここに定植して40年余り、いよいよ葉が天井に届くようになってきたが、生育の遅いソテツだから、それで済んでいるのだ。同じ40年間でも本園6号温室のトックリヤシ(Mascarena lagenicaulis)は、天井につかえては切り倒し、つかえては切り倒しでもう4代目位になっているはずだ。トックリヤシは生育が遅いということで植えた植物だが、それでもこれだけ代替わりしているのに、ソテツは遅々として育たず、だからこそ貴重なコレクションを狭いベッドで40年も維持出来ているのだ。ソテツついでに新しい、雌雄の球果が出て来た、南アフリカ原産、スタンゲリア科のスタンゲリア・エリオプス(Stangeria eriopus)と、雄の球果と新芽が出始めたメキシコ原産、ザミア科のセラトザミア・メキシカナ(Ceratozamia mexicana)だ。今年はこの2種とも交配採種に失敗したが、来年また挑戦だ。
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