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zoom RSS 晩秋咲きグラジオラス2種

<<   作成日時 : 2017/12/06 09:53   >>

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私は今の時期に咲くグラジオラスが好きでせっせと殖やしている。小型種なのでプランター1つ位の球数がないと賑やかさが演出されないので殖やすわけだ。1つはグラジオラス・プリオリー(Gladiolus priorii)でこれは普及種なので、皆さんご存知だと思うし、実際栽培も容易で実生繁殖も難しくはない。もう1つはグラジオラス・マクラータス変種メリディオナリス(G.maculatus var.meridionalis)で、サイズ的には前種とほぼ同じで、花が朱色とショッキングピンクの違いだ。前者は国内で入手したが、後者は20年以上も昔、南アフリカ植物学会の種子配布で導入したものだ。実生苗の生育が遅くて、成株までするのに随分時間がかかった記憶がある。一時は多くの株を群開させて一人悦にいっていたものだが、ある年球根を掘り上げなかったら全滅に近い被害を受け、再び生き残った小球と実生から仕立て直して、ようやくプランター1つ分まで回復した。グラジオラスは一見丈夫そうで、調子が良いとどんどん殖えて持て余すようになるが、球根を掘り上げないと夏の間に腐ってしまうことが多く、1〜2年で絶えてしまう。私はこれまで、球根が殖えて持て余した春咲きグラジオラスをワニ園に持参してはスパラキシスの植わっている牡丹のベットに植え込んでみたが、数年たった今年は1つも芽が出ていない。トリスティス(G.tristis)のような丈夫な種でも同様だ。グラジオラスは掘り上げた時、球根に黒い斑点が出来ていると、貯蔵中に干からびて枯れてしまうという致命的な病気がある。フザリウムだかバクテリアだか、何だか不明だが、今年は掘り上げた時、グラシリス・ラティフォリウス(G.gracilis var.latifolius)にその症状が出ており、秋の植え付け時には指先程の球根数個しか残っていなかった。昨年はプランター2つ分あったのにである。また少数からやり直しだ。思うに、生育期間中に罹患しているのだろうから、掘り上げてから消毒しても手遅れではないかという気がする。多分、植え付け時に殺菌剤などで消毒しておくか、栽培期間中に時々殺菌剤を散布するような予防措置が必要なのであろう。昨年、ホームセンターで買ったピートモス主体の乾きにくいプランター用土が球根類には悪かったようで、スイセンでは球根の大きなタイプ、チューリップ、アンドロシンビウムなどが駄目で、まともに芽も出ないという例もあった。球根が過湿で腐ってしまうのだ。モラエアは大丈夫だったので、今年私の好きなネオパボニア(Moraea neopavonia)を3鉢その用土で植え込んだら、今まともに発芽もして来ず、反省しても後の祭り。やはり球根類は調合が面倒でも、赤玉土を主体の排水の良い培養土が一番だ。球根の量が増えて、簡便で安価なホームセンターの土にしたのが間違いの元だった。グラジオラスはこの土で大丈夫だが、湿気のせいで病菌は蔓延しやすいのかも知れない。以上、グラジオラスはアヤメ科の球根植物で南アフリカ原産だ。最後は、そのグラジオラスのベランダの下で咲いているネリネ・マンセリ−(Nerine x mansellii)、今が満開だ。
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