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zoom RSS 本家カルメナエ咲く

<<   作成日時 : 2018/01/28 19:14   >>

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メキシコのラウーさんが自生地を再発見して、一躍マミラリアの人気品種になったマミラリア・カルメナエ(Mammillaria carmenae)だが、基本種はクリーム色花。そのクリーム色の花がピンク花より1ヶ月も遅れて咲き始めた。と言うよりピンクが早すぎたのだが、並べて比べてみたらピンク花の方が倍も大きいような感じで、本当に同種かなと疑問を感じた。勿論、ピンク花の方が奇麗だし愛らしいが、本当に野生起源なのと疑いたくなってしまう。次もラウーさんの発見になるマミラリア・ウイチロポチトリ変種のロンギスピナ(M.huitzilopochtli var.longispina)。確か故平尾博氏に実生苗を頂いて育てているのだが、とにかく生育が遅くてちっとも大きくならない。ラウーさんは、学会に出た時学者から、「お願いだからもっと読みやすい名前を付けてくれ」とクレームをつけられたと笑っていたが、確かにインディオの言葉をそのまま学名にしたら読み難いに決まっている。
昔私がメキシコでお世話になった松田先生は無教会主義の内村鑑三の弟子で、戦前、メキシコチアパス州でエスペランサ農場を経営していたのだが、その牧場のはなむけに内村鑑三が贈った詩がある。エスペランサとは希望のことで、《エスペランサ希望の野、で始まる詩には「ポポカテペトゥル、ソコヌスコ」と山の名や地名を綴った部分があるのだが、これも読み難いだろう。インディオの言葉は特有で、サボテンの巌や翁丸の自生地もメツティトラン渓谷と言うのだが、これも覚えにくい。有名なピラミッドの地名もテオティワカンである。ただ私はこういう地名を聞くと、たまらなく昔が懐かしくなる。そういう響きが何とも郷愁をそそるのだ。松田先生の住所は50年近く経った今も忘れないがショテピンゴ90番地、メキシコ市郊外の水郷ソチミルコの近くだった。そのソチミルコに棲んでいるサンショウウオがアホロートル…と切りがない。画像1枚目がカルメナエの黄花と玉翁のピンク花、次がカルメナエのピンク花、そして白マミの一角。次のマミがウイチロポチトリ。最後の3枚はおまけで、刺物の一角2点と地植えしたピロソセレウス(Pilosocereus azureus,P.glaucescens)の新芽。柱はとても絵になるし白い毛なども奇麗でいいのだが、1年で1mも伸びるので、たちまち天井につかえてしまい持て余し気味。育ちの速いのも考えものだ。柱はブラジル原産、他はメキシコだ。
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