学芸員の独り言

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zoom RSS 刺にこだわるPart2

<<   作成日時 : 2018/02/05 18:58   >>

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私は想い出と一緒に植物を育てる主義なので、先輩にいただいた植物は大事にしている。特に刺物名人の小林氏、柿ア氏、そして学生時代からお世話になっていた平尾博氏にいただいた植物はどれも想い出の固まりだ。最初の金冠竜 (Ferocactus chrysacanthus)は柿ア氏におねだりして種を穫っていただいたもの。当然柿ア氏のベストクローンの種だろうから、今後最も力を入れて育てて行きたいものだ。黄刺が6〜7株、赤刺が1株あって、今後の育ちを楽しみにしている。次は竜女冠(Echinocactus xeranthemoides)と大竜冠(E.polycephalus)。前者は柿ア氏の実生で正木苗だが順調に育って花も咲かせてくれた。後者は小林氏が咲かせた実生苗の種由来で、2株あったのだが、1株はトラブルで駄目にして、今はこの小さな株1つだけ。何とか枯らさずに育てたいものだ。大竜冠は昨年5号鉢の群生株と4号鉢の株が、相次いで頭部が駄目になり、痛恨きわまりない。友人はホウ素欠乏だと言っていたが、地植えの烈刺玉(F.rectispinus)の開花株も頭が駄目になっており、回復の見込みはないので捨てるしかない。10年、20年かけて丹精した結果がこれではやり切れない。次は赤鳳(F.stainesii)とピローサス(F.pilosus)、広義ではどちらも赤鳳だが、前者は我が家の株から採種した2代目。ピローサスは小苗を入手して育ててきたもの。そろそろ花が出ないかと期待しているのだが、丈が2mにもなる大型種だけに、そう簡単には咲いてくれない。ピローサスが白いヒゲ刺が特徴で、写真で見ても印象が違うだろう。次はカルメン玉(F.carmenensis)。1977年に私がカリフォルニア半島のカルメン島で採種した種から、名人三保谷南雪氏が開花株まで育て上げ、採集した種子を播いて育てたのがこの株だ。キリンウチワ接ぎで育てもう直径20cm近い大きさなので、密かに開花を心待ちにしている。次はレッペンハーゲニー(F.reppenfhagenii)。私が学生の頃、メキシコ西部、西シエラマドレ山脈で発見された新種だったので、1977年ラウーさんに情報を聞いて見に行った植物。丈夫で育ちの良い種で、花着きも良く、1株でも種が穫れると言う嬉しい種だ。次は勇壮玉(F.robustus)、テウアカンには3〜4坪もあるような大群生があるが、これも実生苗で、数年前から群生を始め、もう花も咲いている。これ以上大きくなれば持て余すのは必定だが、それでも大きくしたがるのが趣味家の性で困ったものだ。次はオルクット玉(F.orcuttii)、竜眼系(F.viridescens)のフェロで、カリフォルニア半島の付け根部分に自生地があり、私は1977年に調査に行っている。多分、種はスウェーデンのサックシードからで1株しか出来なかったが、これは私の見た本物のオルクットそのもので間違いはない。雰囲気的には今年あたり咲きそうなのだが、楽しみなことだ。最後は天城(F.macrodiscus)、オアハカ州ミトラの遺跡の裏山が本種の自生地。学名は大きな円盤という意味だが、自生地でも我が家でも20cmを越える株にはならないようだ。上記のうち大竜冠と竜女冠はアメリカ原産、他はメキシコ原産だ。
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