学芸員の独り言

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zoom RSS テコマンテ、ジャボチカバなど

<<   作成日時 : 2018/04/08 18:56   >>

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分園パパイヤ温室でノウゼンカズラ科の大型ツル植物テコマンテ・デンドロフィラ(Tecomanthe dendrophila)が咲き始めた。春のワニ園はカエンカズラから始まって、ジェードバインやオウムカズラ、このテコマンテ、そしてロニケラ・ヒルデブランディアナとツル植物がメジロ押しで、どれも珍しいし美しい植物だ。特にこのテコマンテは農大100周年のニューギニア調査で導入した、思い入れ十分の植物だけに、咲いてくれると感無量だ。果樹温室ではブラジルの珍果、フトモモ科のジャボチカバ(Myrciaria cauriflora)が実り始めた。ちょうどブドウの巨峰サイズの果実で、これから5月の連休にかけて鈴生りになって来るだろうが、今はまだ成り始めで、黒い実はいくつもない。実は昨日、果樹温室に1種珍しい果樹を定植した。ブラジル、アマゾン原産でアオギリ科、カカオの仲間のクプアスー(Theobroma bicolor)だ。私が昔から欲しかった植物で、かつてブラジル在住の植物学者、故橋本梧郎先生が来園した際に種をお土産にいただいたのがそもそもだ。それが発芽しなかったので、どうしても導入を図りたかったのだ。幸い2年程前に、友の会の方に本種の種を渡されて苗作りを頼まれ、そのお礼に3株いただいたのだ。その苗が1m程になり、植え頃なので果樹温室に定植したのだ。と言ってもアマゾン原産で、純熱帯の植物だから、寒さに弱いカカオより、さらに寒さに弱いと思われ、ここへの定植はかけのようなものだ。この温室では、ドリアン、マンゴスチン、マレーフトモモ、モンビン、ランブータンなどは寒くて育たず、皆枯れてしまうので、本種もそうなるのではないかという危惧はある。まあやるっきゃないでしょうということだ。温室の外ではシャクナゲが満開だ、先日はバルカンを紹介したが、今日はバナナ温室の出口横で見事に咲いているエレガンス(Rhododendron'Elegance')だ。かつて大量に植えたようだが、丈夫な品種だけが今日まで残ったということだ。テラピアの池の奥、補助温室の入口にも満開の株があるが、これはラベル落ちで品種名不詳だ。香料温室横ではボタンも満開だ。赤いボタンは多分紅白の花の島錦の「白が抜けてしまったもので、基本種の太陽(Paeonia suffruticosa 'Taiyo')だろう。分園入り口裏では御衣黄とは異なるもう1つの黄色花の桜、須磨浦普賢象(Prunus lannesiana 'Sumanoura Fugenzo')が咲いていて今が見頃だ。普賢象の枝変わりで生じた新品種で珍しいものだ。
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