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zoom RSS 竜眼とオルクット玉

<<   作成日時 : 2018/05/08 18:48   >>

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刺物の世界では昔からオルクット玉(Ferocactus orcuttii)というフェロが知られており、私も1977年にカリフォルニア半島の基部、ティファナからメヒカリへの中間点あたりのテカテという場所で本種を見ている。竜眼に似ているが柱状に育ち高さが1mに達するような個体もあったと思う。姿は竜眼(F.viridescens)に似て刺が赤く、花も赤いという予備知識があったはずだ。そして先だって、初めてこのオルクットの実生株が咲いた時、その蕾の外弁の赤い筋が、本種の花を赤と思わせていたのではと一人合点していた。ところが昨日、生憎の雨陽気で、咲くはずの竜眼とオルクットがちょうど同じ蕾状態で温室にあった。そして驚いたのは竜眼の蕾の外弁もオルクット同様に赤い筋が入り寸分の違いもないのである。何だコリャ。と私自身が一番驚いた。これまで竜眼の蕾をじっくり見た事がなかったのだろうか。今日の分類ではオルクット玉は認められておらず、竜眼の異名同種とされている。確かに花が分類の基準で、もし我が家のオルクット玉が本物だとしたら、シノニムであることを素直に認めざるを得ない状況だ。ただ、自生地で実際にオルクット玉を見てきた身としては、少なくとも園芸的には別物として扱うべきだと思うし、我が家のオルクットは本物だと思う。この株が若くして咲いたのも驚きだが、今後柱状に育つかどうかがとても楽しみになってきた。乞うご期待ということだ。次の画像は刺物つながりで黄彩玉(F.schwarzii)だ。丈夫で生育旺盛なため直径は25cm以上になって迫力満点だ。これは開花初日の画像だが、良い状態で咲いていたのは連休の真っ最中で、写真を撮り損ねてしまった。次は花物のロビビア・ハエマタンサ変種のレブチオイデス(Lobivia haematantha var.rebutioides )で、その白花タイプだ。我が家では本種のピンクタイプが素晴らしく美しく咲いたので、毎年種を輸入して播いているが、今年は10株位が次々に咲いて色の変異を見せてくれるのではと楽しみにしている。次は花色の素晴らしいレブチア・フィーブリギー(Rebutia fiebrigii)だが、昨日は生憎の雨で開かずじまい。きょうも雨でナメクジに食べられなければいいがと心配している。以上2種はボリビア・アルゼンチン原産。以下はメキシコだ。ピンク花はマミラリアのハウデアナ(Mammillaria haudeana)。テレサエタイプでごく小型で群生する種で、繁殖は良い。次は薫大将という和名のあるクマリニア・オドラータ(Cumarinia odorata)、どうみてもマミラリアでカギ刺が引っかかりやすく、置き場に注意だ。次はランポー玉のチューレンセ(Astrophytum tulense)。シンプルな小輪花が可愛らしい有星類だ。
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