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zoom RSS ソテツの新芽など

<<   作成日時 : 2018/07/11 18:25   >>

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分園1号温室で最大のオニソテツ、南アフリカ原産のエンセファラートス・パウシデンタータス(Encephalartos paucidentatus)の新芽が出て来た。本属ではいつも最後に新芽を出すので、これの旧葉を切って片付けてようやくソテツの手入れが終わるのだ。それにしても本種の生育は旺盛で大きな株は幹が高さ150cmもあり、重さは100kgを越えるだろう。新芽はたちまち天井につかえてしまうので、毎年葉を展開させるのに苦労している。できればどこかに嫁入りさせたいのだが、こんな大きなソテツを引き取るような施設はないだろうし、値をつければとんでもない額になってしまう。この大きさになってもまだ花の気配もないのだから、本種がいかに大型種かお分かり頂けるだろう。同じベッドでメキシコ原産のディオーン・スピヌローサム(Dioon spinulosum)も花が出て来た。大体2年周期で雌花が出て、1年かけて30kg程の大きさまで育ってから崩れるのが常で、雄株が無い以上、種子は採れない。次は東南アジアで最もポピュラーなソテツ、ルンフィー(Cycas rumphii)の雄花だ。とても生育旺盛なソテツで2年前に枝を2本切って挿し木し、混雑を解消したのだが、残したもう1本の枝が分頭して来て、よく育つこと。この枝も先々切らなければなるまい。今日は土手のソテツの旧葉を剪定していたのだが、最後に露地植えになっているマクロザミアやレピドザミアの葉も剪定した。全部で20株も切っていないと思うが、葉数の多さは半端ではなく、ダンプ1台分はありそうだ。混んだ所はカイガラムシがびっしりだったし、傾斜地の上、狭い所での作業なのでいつも大変な思いをする。驚いたのは幹が1m程に育ったホソバウロコザミア(Lepidozamia peroffskyana)の根元に出た子株からも花芽が出ていたことで、これは意外だった。まだ葉が数枚の子株だと思っていたが、実際は15枚も葉があって、立派な株になっていたようだ。最後は中国のソテツ・パンジーファーエンシス(C.panzhihuaensis)の雄花が見事に伸びて開花直前、とても奇麗なものだ。今年は雌株が咲かないので、この花は空振りだ。
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