ユーフォルビアの花

以前私がハワイで見出し、友の会会報などで紹介した多肉性のポインセチア、ユーフォルビア・プニセア(Euphorbia punicea)の話である。先般開花を報告したが、その後果実が大きくなって来たので、しめしめと喜んでいた。その後、その結実した花序の下から次の花が出て、開花したのでその画像を撮影した。その時点で私は?と思った。最初の花の枯れた部分には果実と枯れた雄しべが沢山見えるのに、この新しい花には雄しべが無いのである。その時点では最初の花の事をよく覚えていなくて、多分雄しべがあったんだろうと考えた。そうすると、この2番花には雄しべが無いから雌花なのだろうと確信した。そうするとこの枝先には実が1個なって終わりなのかなと認識した。以前も種が1個だけ採れたことがあったから、その裏付けが取れた気になった。ところが夜、部屋で1番花の画像を確認すると、これにも雄しべはなく2番花と同じである。そこでまた?である。一体どういうことだろう?とするとこの黄色い蜜線みたいなのが雄しべだったのだろうか?疑問は膨らむばかりである。それが昨日になってようやく解決した。雄しべは蜜線とは関係なしに存在するのである。この花が咲き進んで来ると、雌しべが伸びて、子房も育ちながら伸び上がって来る。それと同時に蜜線が外側に反転してくる。そうすると、それまで柱頭の陰に隠れ、蜜線に囲まれていた部分から白くて細い雄しべが現れて来るのだ。ヤッター、見つけたぞ!ということだ。これなら次々出て来る、2番花、3番花にも結実する可能性があるということだ。
画像は最初が1番花、2、3枚目が2番花、4枚目が果実の根元に見える黒い枯れた雄しべ、最後の写真が、雄しべが現れ始めた2番花の画像だ。
普段、何気なく見ていて気付かずに見過ごしているが、注意して観察すると、この花に思いがけない秘密が隠されていたという好例だ。

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