中庭では

ここのところの好天続きで、中庭の植物もみんな元気だ。今ではこの時期の定番になったリュウゼツラン科のニューサイラン(Phormium tenax)の花も満開でエキゾチックな雰囲気を醸し出している。今年は15本も花茎が立ち見事なものだ。ここで咲くまで、本種の花を見たことがなかった私にとって、こんなに花着きが良いのは不思議な気がする。それまでの60年近い人生、どこに目を着けていたのかということだ。鳥小屋の横ではキツネノマゴ科のハアザミ(Acanthus mollis)が絶好調で満開だ。昨年友の会の方から白花の変異をいただいたのだが、定植が遅れ花は間に合わなかったようだ。果樹温室からパパイア温室への通路脇、アクリル屋根の下にはソテツを5株程定植した。この場所が草花には余り向かないので、鉢で持て余し気味のソテツの中から、耐寒性のあるサイカス属の、しかも余り痛くない種を選んで植えてみた。2株はサイカス・ペクチナータ(Cycas pectinata)で雲南で良く見る巨大ソテツだ。これは1990年に私がタイで採集して来た種の実生だ。本園の山では無事に育っている。2株はサイカス・ペトラエア(Cycas petraea)でこれは2001年にアメリカのソテツ協会からタイのソテツ、ノバ・ウィライラク(Cycas sp.Nova Wilailak)として導入し、後にペトラエアとして記載されたもの。その際、耐寒性があることも報告されていたので、先ず本園の山に試植し、大丈夫なので今回植えたものだ。最後の株は同じくソテツ協会から来た種で、1998年導入、同じくタイのロプブリ原産の(Cycas sp.Lopburi)でこれは耐寒性は未知数だが、幹の太りの良い観賞価値の高い種なので試植してみた。屋根があるから多分うまく育ってくれるだろう。次の丸太ん棒は春に温泉が漏って傷み枯れそうだった果樹温室のマンゴー・キーツ(Mangifera indica 'Keitt')の木だ。何とか回復し、胴吹き芽が育ち始めた。植え替えようかどうしようかと悩んだが、残しておいて良かった。これなら1年で結実するようになるだろう。次はバナナ温室手前の階段横のサツキ「大盃」が満開になった。サツキも雨がないと奇麗に咲くが、明日あたりからの雨予報、あと数日の命だ。最後が何度も紹介している露地植えのアリストロキア・ガレアータだ。背丈程の株に50輪も花が咲いて、信じられないような光景と悪臭だ。ウマノスズクサ科でブラジル原産。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック