珍花3種

今日は我が家で咲いている珍しい花を3種紹介する。最初はオーストラリアの乾燥地に原産するヒガンバナ科の球根植物カロステマ・プルプレウム(Calostemma purpureum)だ。昨年から咲き始めた珍しい植物で、多分国内での栽培例などいくらもないだろう。高温の温室でないと本領を発揮しないし、この株はポットから下のベッドに深く根を降ろして力を付けたから咲くようになったのだ。小さい花だが良く見ると綺麗な色でとても可愛らしい。昨年、細かく書いているので、興味のある方はそちらを見てもらいたい。昨年は種も採れたので実生してあるが、そちらの小球根からはまだ伸びて来ないようだ。2つ目はスベリヒユ科、八重のマツバボタン(Portulaca sp.'Large Purple Double')だ。と言ってもタキイやサカタで売っているグランディフローラ(Portulaca grandiflora)の実生系の八重ではない。これは全く別系統の牡丹のように豪華な花を着ける八重で、台湾の謝さんがパラグアイから持ち帰ったものだ。多分野生起原なのだろうが、栄養状態が良いと、信じられない程豪華な花になり、見事なんてものではない。これも業者には渡っていないはずなので、まだ他所では見られない貴重な植物だ。栄養状態が悪かったり、寒かったりすると茎葉は1/3程度の貧弱な姿になってしまい、夏場のこの姿からは想像もつかない。この仲間は一口にマツバボタンと総称してしまい、細かく研究する人はいないようだが、当園から出て普及した一重巨大輪の耐寒性マツバボタンにしても本種にしても、由来は一切不明で謎の多い植物なのだ。3番目はメキシコ原産、アヤメ科のティグリジャ・ムルティフローラ(Tigridia multiflora)だ。直径2cm程の小さな花で、色も茶色で地味なため,殆ど目立たない植物。この小型ティグリジャの類は我が家にメキシカナ(T.mexicana)とドゥランゲンシス(T.durangensis)があって、こちらは非常に繁殖が良いのだが、本種だけは殖えず3本だけだ。前記カロステマと、ティグリジャ・ドゥランゲンシス、そして本種は筑波実験植物園の遊川さんに種をいただいたもので、15年も20年もたっているのにである。
最後は彩りで、我が家の庭で満開のクロコスミア・ルシファー(Crocosmia x lucifer)だ。私はこのような赤が好きだもので、どうしても魅了されてしまう。遠景の背景に写っているのは伊豆で野生化しているヒメヒオウギズイセンことクロコスミア・クロコスミーフローラ(C. x crocosmiiflora)だ。片方はせっせと処分して、片方は大事にする。園芸人なんてそんなものだ。
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