花サツマイモなど

先日、栽培温室に行ったらちょうどサツマイモ(Ipomoea batatas)の鉢植えが満開だったので、持って来て分園入り口に飾ってある。担当の薗田君は自分の実生だから娘の名前を品種名にしようかなんて言っていた。ただしこの節咲きのサツマイモの系統はもともとは大島の滝沢さんにいただいとものと記憶しており、その実生をしても親と同じものが出る程度まで遺伝的に固定しているのではないかと思う。実際ほとんど変異がない感じだからである。ただサツマイモの花だから珍しいのであって、園芸植物として見た場合、花色の豊富なアサガオと比較してどっちがいい、と聞けば誰だってアサガオを取るだろう。でも物珍しさもまた園芸には必要だから、こんな植物も飾れるのである。2つ目は東南アジア原産、ショウガ科のケンフェリア・ロスコエアナ(Kaempferia roscoeana)だ。薄紫の花がとても涼しげで夏向きの鉢物だ。温室の下草としてベッドの縁取りなどに使えば、いくらでも殖える重宝な素材だが、鉢植えでも奇麗なものだ。ただし花弁がミョウガの花のように軟質なので、暑い温室では、昼までには萎びて見られなくなってしまうのが惜しい。アサガオ同様、早朝、涼しい間に楽しむ植物の類だろう。3番目は赤葉のコンニャク、アモルフォファルス・パルビュールス(Amorphophallus parvulus)の花だ。例年は花が先で、葉が後だったと思うが、今年は葉が展開して1ヶ月もしてからやおら花芽が伸びてきて、これが1番花だ。例年小さい花の割に臭くて閉口するのだが、今年は余り臭わないようだ。本種、元々は私がタイの隆起石灰岩の窪みで育つ小苗を持ち帰って殖やしたものだ。葉を楽しむ観葉植物としては、黒っぽい葉にピンクの覆輪がある本種が、コンニャク属で一番美しいのではないかと私は思っているが、採集してきた人間の欲目だろうか。
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