ペレスキア・ブレオの開花

タイトルのペレスキア・ブレオ (Pereskia bleo)、勿論木の葉サボテンの学名だが、かつてはポピュラーなサクラキリン(P.nemorosa)の学名として認識されていた。それがご覧の鮮やかな緋色花のサボテンの学名だと知ったのは、私がタイで本種を見かけ日本に導入してからのことである。もう24年前の話だ。本種は暑熱のバンコックではごくポピュラーな花木で、そういう環境が好きなのだ。原産地がパナマやコロンビアということでもうなずけるだろう。ニューヨーク植物園の出版物ペレスキア属というロイエンベルガー氏の本を入手したのもその頃で、導入した植物の同定と、サクラキリンの学名の間違いに気付くことができた。だから本種の導入当初はとても大切にして、花も沢山咲いたし、黄色い盃状の果実も沢山稔って、実生苗まで作った。それが10年、20年と維持だけの日々が続き、近年は粗末な扱いで花も咲かなくなっていた。ところが今年、他の木の葉サボテンを外に搬出する頃になっても本種だけは動く気配がなかった。今年の冬が異常に寒かったため、最も寒さに弱い本種は根をやられ、古い幹が皆枯れてしまっていたのである。そこで慌てた私は、株を仕立て直すべく、生きている部分を挿し木して1からやり直したのである。そうしたら植物は正直なものだ、僅か20~30cmの株なのにご覧の様に花を見せてくれたのである。見た感じ葉にはウイルス斑が入っていて好ましくはないが、枯らすよりはましだ。ひさし振りに鮮やかな花を見て導入当初の感動を思い出した次第だ。ついでに撮る物はないかとティランジアを見回したら良い具合に私の大好きなエーレルシアナ(Tillandsia ehlersiana)の群生株が咲いていた。株が大きくて力があるので花序も大きくとても見事だ。鉢を片手に持って撮影したせいか、撮った半分はぶれていたが、掲載した写真は大丈夫。その美しさを見れば私が好きな理由も納得できるだろう。メキシコ南部の岩場に育つ岩生種だ。
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