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zoom RSS 白い多肉の群像Part2

<<   作成日時 : 2015/01/18 10:10   >>

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友人の所の白い多肉、矢張り一番多いのは仙女盃(Dudleya brittonii)で見事なものだ。1枚目は花の上がって来た株。2枚目は白粉のない緑葉タイプの仙女盃。カリフォルニア半島の自生地エンセナダ周辺の海岸線ではこの緑葉タイプばかりで、白粉タイプは特定の産地でしか見られないようだ。私は緑葉タイプは嫌って程自生地で見ているが、残念ながら白い方は見た事がない。2枚目は仙女盃に似ているが、これも私の所から行ったヌビゲナ(D.nubigena)の広葉タイプだ。彼の所で育てると、限りなく仙女盃に近づいてしまう。次の写真で花の出ているのがヌビゲナの細葉タイプだ。これは私の窓辺の株に近くて、余り違和感はない。いずれにしてもヌビゲナというのは一応の通称で、正しく同定された学名でないことは前にも書いた。彼は広葉タイプを、仙女盃と細葉タイプの交配起源ではと疑っているが、確かにここの株を見るとそう思えて来る。5枚目はロスアンゼルス近郊で見られるダドレア・プルベルレンタ(D.pulverulenta)で丁度花が上がって来ている。仙女盃、アントニー(D.anthonyi)に似ていて区別の難しい植物だが、花が異なるので、花を見れば間違えないようだ。最後の3枚はエケベリア・ラウーイとともに白い葉で人気のあるエケベリア・カンテ(Echeveria cante)だ。夏場には物すfごく大きくなるが、休眠期の今はご覧の通り、寒さで休眠してしまうところが、寒さに強くて冬生育型のダドレアと異なるところだ。カンテとはチャールス・グラス氏が移住したメキシコの町の名前。もともとこの植物はエケベリア・スブリギダ(E.subrigida)としてグラス氏が氏の著作で紹介した関係で、長いことスブリギダとして流通していた。それが1997年、アメリカサボテン多肉協会誌で本物のスブリギダが紹介され、この植物がグラス氏によってカンテと命名記載されたのだ。その道の第一人者が間違えたことによって、長年誤った情報が拡散してしまった好例と言うか教訓として心すべきだろう。
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