学芸員の独り言

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zoom RSS ようやく春の息吹

<<   作成日時 : 2015/01/19 19:07   >>

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この正月、我が家のサボテンは殆ど花が咲かなくて寂しい限りだった。ところがここ数日の暖気によって昨日ようやく春らしい花が咲き始めた。マミラリアのカルメナエ(Mammillaria carmenae)やサンチェス・メホラダエ(M.sanchez-mejoradae)がそれだ。白珠丸(M.geminispina)もそうかな。これらの1番花が一斉に咲いて、わー、春が来た!!という感じなのだ。カルメナエはメキシコのラウーさんが自生地を再発見して以後普及した小型種で、白刺から金刺までの変異があり、花色もクリーム色からピンクまでの変異がある。私はかつてアメリカのサボテン多肉会誌に連載されていたラウーさんの旅行記で本種の再発見の記事を読み胸躍らせた記憶がある。その後、私の後輩の島田君がラウーさんの所へ研修に行き、このカルメナエを苦労して見に行ったという話も聞いている。だから親指の先ほどの小さな植物でも、とても愛着がある。画像は同じ実生から出たピンク花とクリーム花。花は直径1cmちょっとか。次はサンチェス・メホラダエだ。42年前、私が初めてメキシコを訪れた時のメキシコサボテン会の会長がエルナンド・サンチェスーメホラダ氏で、いろいろ親切にしていただいた記憶がある。後年、本種が記載され、氏の名前が植物名として残るのを知った時、わが事のように嬉しかった。だからカタログで本種の種子を見つけた時は真っ先に注文したものだ。白珠丸は私がメキシコのフィールドで最初に見た植物の1つで、これにも思い入れがある。また本種の群生株を採集し、苦労して日本に送ったのも懐かしい思い出だ。この程度の大きさでも十分奇麗だが、1mもの群生株になっても真っ白いままなので、景観作りには最適でハンチントン植物園のデザートガーデンは有名だ。次はフワフワの羽毛のような白星(M.pulmosa)だ。これには2タイプあり1枚目が在来型、2枚目が仏頭タイプで大型で丸っこく育つ。並べてみて気付いたのだが、仏頭タイプは花の径が倍も大きくて驚かされた。次の黒刺ピンク花はマミラリア・ウイチロポチトリ(M.huichilopochitli)で、ラウーさんの命名だが、インディオの言葉起源で読み難いと欧米で不評を買ったという植物だ。そんな逸話もラウーさんから直接聞いたので思い出深い。次はテウアカン土産のマミラリア・シュモーリー(M.elegans var.schmollii)だ。どこにでもある植物で、珍しくもなかったのだが、平尾さんが採種して実生し苗をくれたものだ。そんな思い出があれば大事にする。写真で見ると前種そっくりだが、大きさは1/3くらいだ。
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