大型ブルボーサの開花

ティランジア温室に入って、多分最初に目につくのがこの大型ブルボーサ(Tillandsia bulbosa'Giant form')の群像だろう。メキシコ原産のブルボーサ自体は売店商品の定番だし、最も普及しているティランジアの1つのはずだが、ここにあるブルボーサは兎に角大きい。1枚目の写真の株は株径50cm以上だ。確か1989年にカクタス長田の長田さんにいただいたのがスタートだが、生育も旺盛で、7号の半鉢に一杯になったのを株分けして殖やした所、現状13鉢になっている。と言っても、この間あっちこっちに分譲しているので、実際はもっともっと殖えている。今記録を調べ直してみたら、この大型種、1986年にロスアンゼルスのウエルナー・クラウスピーから入ったという記録もある。私はずっと長田さんと思っていたが、もしかしたら私の記憶違いかも知れない。私はティランジア・ハンドブックを出版した1998年以降、殆どコレクションは増やしていない。スペース的に一杯だった面もあるが、冷房が出来なくなって、栽培維持できる植物が限定されて来たため無理してコレクションをしなくなったのだ。また方針転換で、難しい植物を青息吐息で維持するより、この温室に適応して奇麗に育つ植物を積極的に殖やすという方法を選んだのだ。その方が、展示としても奇麗だし一般のお客さんにアピールできるのだ。その流れでこのブルボーサもせっせと殖やし、それが今満開になったと言うことだ。株が大きいだけに色付いた花序なども良く目を引き奇麗なものだ。次はたまたま昨日1番花が咲いたボリビア原産のロッテアエ(T.lotteae)だ。緑がかった花でこれは珍種のはずだが、ここでも衰弱せずに定期的に咲いてくれる嬉しい存在だ。ただし生育が遅いので、開花するのは5~6年周期だと思うが、20年、30年のスパンで栽培している私にとっては、ついこの間咲いていたようなという印象を持つ。ティランジアの生育の遅さを示すために最後に私の交配実生苗を紹介する。フンキアナにイオナンタの大型種を交配したもの(T.funckiana x T.ionantha 'Giant')で、実生24年になるが、今だに直径3~4cmだ。これまで何度も大きな株からミズゴケで鉢植えし、更に大きくしようとしたが、鉢に植えるとたちまち蒸れて傷み全て駄目にしてしまった。要は難しいのだが、何とか花を咲かせてみたい夢はある。
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