斑入りバナナの不思議

友の会の尾崎さんにいただいたバナナに、鉢植え向きの斑入り小型ビルマバナナとラベルを付けた植物がある。先日本園のブロメリア温室に行ったら、その奇麗な斑入り株が2鉢飾ってあった。これは面白いもので、小さい苗のうちはご覧の様に奇麗な斑が出るのに、開花間近の大きさまで育つとその斑が全部消えてしまい、普通の緑に戻ってしまうのだ。私はこのバナナの実がとても美味しいので3年程前に分園のバナナ温室に2株植え込んだ。その1株は小型のまま推移して斑もそれなりに出るが、もう1株は植えた直後から大きくなって、多分基本種のビルマバナナに戻ってしまったようだ。今大きな花が出ているのがそれだ。この斑入り品種はタイ語でクルアイ・ナムワー・コーム(Kluai Namwa Khom)と呼び、クルアイはバナナ、ナムワ-はビルマ、コームは小型という意味だから直訳したラベルを付けてある。なぜ先祖返りの枝変わりをしたかは不明だが、これで収量が矮性種より多くなれば有り難いのだが、前回の収穫では大した事なかった。どうやら今回は花房が大きいので期待できそうだ。このビルマバナナ、丁度幹丈がサッシの高さだから、最後の写真で窓際にある葉先がサッシの上縁までしかない矮性種と全然違うのが分かるだろう。丁度先祖返りした2本がご覧の様に開花期を迎えたので、この6~7月頃には収穫できるだろう。暖かくなってから収穫するバナナは本来の味になるので、今年は美味しいバナナが食べられそうだ。この品種の遺伝子型は確かABBの3倍体で、バルビシアーナの血が濃いので、とても丈夫なのだ。さて結果はいかに?
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック