球根ベゴニアが入荷

当園の球根ベゴニアは球根が春に入荷し、半年以上冷蔵庫で保存し10月から催芽に入るというスタイルだ。例年業者からの球根の納入は1月下旬から2月にかけてである。ところが今年は業者さんの都合で暮れに球根が送られて来て驚かされた。普通はポットのまま地上部が完全に枯れるまで待ち、ポットのまま十分乾かしてから掘り上げ、球根を調整するから2月にかかるんだという話を聞いたことがある。だから余り早く送られてくると、強制的に休眠させたのではないか?、乾燥不十分ではないかと疑心暗鬼になる。大体、この球根は冷蔵庫で保存している間に汗をかき、湿気がこもって腐る個体が幾つもある。勿論最初は乾いたバーミキュライトに埋めておくのだが、10月になって箱を開けて見るとこのバーミキュライトが水分を吸ってしっとりしている。だから球根の乾燥が不十分だと余計汗をかくのではないかと心配になる。そこで、いつもは入荷するとすぐ発泡スチロールのリンゴ箱に詰め、冷蔵庫の野菜室に収容するのだが、今年は用心のため、当分研究室の通路で乾燥させることにした。その置いてある球根の画像が1,2枚目だ。この通路も冷蔵庫みたいものだから、密閉しないだけのことだ。
次はソテツの画像だ。最初は完熟して分解し始めた南アフリカ原産スタンゲリア科のオオバシダソテツ(Stangeria eriopus)の球果だ。交配したつもりもないのに自然結実したと前にも書いたが、これには驚いた。実は昨年、本園6号温室の壺植物のコーナーの本種も沢山実が採れて播いてあるがどうも発芽が悪い。ようやく発芽しかかっている種子もあるので未受精ではないだろうが、種子の充実が悪かったのかも知れない。次は未受精の雌球果が分解を始めたオーストラリア原産、ザミア科のマクロザミア・ミケリー(Macrozamia miquelii)だ。1昨年は大量の受精種子を得られ実生苗も育っているが、未受精だと種子が大きくならずばらばらに腐って来る。だからスタンゲリアも同様のはずだ。要するに、普通なら未受精種子は一目でわかるから、栽培経験者なら間違えることはない。さて今年のスタンゲリアの種子はどうだろうか。昨年の種子は友の会総会で皆さんに配布したので、未発芽だと皆さんに申し訳ない結果になってしまっただろう。次の画像は南ア原産、ザミア科のエンセファラータス・ビローサス(Encephalartos villosus)と不明種(E.sp.)の雄花だ。ビローサスは地下に幹を作る珍しいオニソテツで、この株も4~5頭になっているから、地下の幹は相当大きくなっているはずだ。不明種は毎年5本位大きな雄花を咲かせる。本来なら温室の主役になれそうな大株なのに、どちらの株も狭い所で大きくなってしまい、伸び伸びと育てさせてあげられないのが不憫だ。
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