トックリアナナスの春

毎年この時期になるとブラジル原産トックリアナナス(Aechmea recurvata)の花が咲き、目に鮮やかなピンクの花で春の訪れを教えてくれる。トックリアナナスは見かけはエアプランツ:ティランジアに良く似ているがエクメア属の植物で、だから古い時代にアナナスという単語の入った和名が与えられたのである。ワニ園のトックリアナナスは私が地元の庭先にある株を分けてもらった系統で、咲けば必ず結実して種が採れる優れものである。だからこれまで何回か種でも更新してきた経緯がある。丈夫で育て易く、しかも花も奇麗な良い系統なのだ。また黄色い斑入りはアステック・ゴールド(A.recurvata 'Aztec Gold')という品種名が付いており、これは日本ブロメリア協会会長の滝沢さんに苗を頂いたのが最初。子吹きが良いものでせっせと殖やし、カラフルで賑やかな展示が出来るようになった。最初は花着きが悪いと思っていたが、株が成熟すればそのような事はなく、毎年何株かの花が見られるようになっている。特に花時は花序の近くの葉もピンク味を帯びてとても美しくなる。小型で場所も取らないし、ブロメリア愛好家なら一株は育ててもらいたい推奨品種だ。黄色い蕾の株はトックリアナナスとエクメア・コマータ(Aechmea comata )の交配種でエクメア・コバータ(A.covata)という名前で扱われている。ボリューム的にはトックリアナナスの倍位あるが、生育旺盛で良く殖え、花時には葉が黄色く色付き、トックリアナナスに似た赤い花序を出して美しい。
次はその横で咲いているデウテロコニア・ローレンツィアナ(Deuterocohnia lorentziana)だ。緑色多肉質のロゼットから緑色の花を咲かせる多肉ブロメリアだ。多肉ついでに数日前植え替えたヘクティア・マルニエールラポストーレイ(Hechtia marnier-lapostollei)を紹介する。葉は硬い、刺は痛い、株はビッシリで植え替えもうんと苦労したが、何とか2鉢片付けた。プヤもそうだが、多肉ブロメリアの類は刺の痛いのが人泣かせで、しかも粗末に扱うと葉が傷んでしまうので、とにかく手間がかかる。だから余程覚悟を決めてかからないと、奇麗には植え替えられない。前者はブラジル、後者はメキシコの産だ。
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