学芸員の独り言

アクセスカウンタ

zoom RSS キバナクンシラン復活

<<   作成日時 : 2015/03/02 17:53   >>

ナイス ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 0

実は昨年12月、熱川には希な-2℃という寒波に襲われ、栽培温室に置いてあったクンシラン(Clivia miniata)に致命的な寒害が出てしまい、この春の展示は無理ではないかと諦めていた。栽培温室の暖房経費節減のため、無暖房にした温室に耐寒性のあるクンシランを置いてあったのだが、それが霜に遭ったように傷んでしまったのだ。とは言っても分園の山の中、ヒノキの木の下に植えてあるクンシランは同じ寒さでも露地で何も傷んでいないから面白いものだ。要はガラス温室の中で、まだ旺盛に生育している冬の早い時期に寒さを食ったための被害だったのだ。温室の中の昼夜の極端な温度差に起因する部分もある。それが10日程前から、例年通りキバナクンシランの開花株が、ワニ園の売店と分園のパパイヤ温室に飾られたのだ。傷んだ葉を切り、あらを隠してあるので、花に目が行った場合、葉は殆ど気にならない。担当薗田君の頑張りで見事な展示が実現できたということだ。キバナクンシラン、30年前にワニ園に導入された当初は、花型の整った優良品種だっただけに大変な貴重品だったが、薗田君が2代、3代と選抜を続け、素晴らしい品種群になっている。また最近ではガーデンセンターでも黄花の花着き株を普通に見かけるようになり、ようやく普及したかなという印象もある。私は個人的にはオレンジ花よりこのクリーム色花の方が好きで、自宅でも楽しんでいる。ワニ園の売店では黄花の開花株を、1000円位で売るのだから、贈り物にも好適だ。ただし今年は苗の傷みもあって、即売に回す余裕はないだろう。来年に期待するしかない。ちなみにクンシランは南アフリカ原産、ヒガンバナ科の多年草で、乾燥に強い多肉植物的性格も強い。だから花も雨に打たれるのには弱く、開花株は室内で観賞し、花に水をかけない事が長く観賞するポイントだ。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 8
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
キバナクンシラン復活 学芸員の独り言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる