うれしい電話

今日は先程、球根の小森谷さんから私の携帯に電話があって驚かされた。氏には友の会の会報を寄贈しているのだが、数日前に発送した7月号をご覧になって、私が実生でソテツの花を咲かせたことに感心し、わざわざお褒めの言葉を下さったのである。最初の画像がその会報の表紙で、中国のソテツ、サイカス・パンジーファエンシス(Cycas panzhihuaensis)を実生23年で咲かせ、結実させたことについて報告したものである。私の植物人生の中で最も尊敬し、少しでもその姿勢に近づきたいと思ってきた園芸人は故平尾秀一氏である。もっとも私が平尾氏にお会いしたのは後にも先にも1度だけで、あくまでも私が勝手に師と仰いでいただけなのである。その平尾氏の1番弟子というか最も氏に感化され、球根植物の専門家として真っ直ぐに植物人生を歩んで来られた方が小森谷氏である。正当な平尾イズムの後継者で、勿論私が尊敬して止まない園芸の大先達である。その小森谷さんから、ご専門の球根から外れたソテツのことで褒められようとは私も意外であった。そのバックにおられる平尾氏に褒められたようで、私はとにかく嬉しかった。コーヒーの宣伝ではないが、違いがわかる人に褒められたということは、私も幾らか本物に近づけたのかなと考えたくもなる。そりゃ嬉しいよね。
ということで、今日はそのソテツを撮り直して来た。2枚目3枚目はそのパンジーファエンシスの雄株と雌株で、勿論雄株は今年も雄球果を出して来たが、種を500粒も稔らせた雌株は葉を展開しただけだ。その隣には2年続きで雌球果を出したディオーン・エドゥーレ(Dioon edule)が植わっているが、交配してあったにも係わらず、2年前の球果は先頃腐って崩れてしまった。受精していないから翌年も球果を出せたのだろうが、去年の交配結果は来年まで待たないと分からないと言うこと。気の長い話だ。次は雄球果が出始めたタイワンソテツ(Cycas taitungensis)とホソバウロコザミア(Lepidozamia peroffskyana)、マクロザミア・ジョンソニー(Macrozamia johnsonii)だ。次は温室の中のモルッカソテツ(C.rumphii)とサイカス・メディア(C.media)の雄球果だ。要は花芽ラッシュということだ。次は先頃交配したセラトザミア・メキシカナ(Ceratozamia mexicana)の雌球果。どうやらうまく交配できたようで球果ががっしりしてきたようだ。最後の二枚はサイカス・ミコリッチー(C.micholitzii)とシンプリシピンナ(C.simplicipinna)の雌球果だ。後者だけ交配したのだが、どうやらミコリッチーにもシンプリシピンナの花粉がかかって雑種種子が出来てしまったようだ。ディオーンとセラトザミアはメキシコ、マクロザミアとレピドザミア、サイカス・メディアはオーストラリア、他はアジアの原産。サイカスはソテツ科、他はザミア科になる。
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