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zoom RSS 中庭の花

<<   作成日時 : 2015/07/26 10:29   >>

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昨日は久し振りにトリメジア・ステーヤーマーキー(Trimezia steyermarkii)花を見た。アヤメ科の宿根草でカリブの島々の産だ。私がハワイで見かけて導入し、何とか園内で使い物にしたかったのだが、露地植えした株は結局寒さで傷んで翌年は使い物にならなかった。温室で管理している分には非常に丈夫で良く殖えるのだが、私としては南アのディエテス並の丈夫さを期待していただけに、ちょっと残念な結果だった。温室で維持するならもっと奇麗な花はたくさんあるので、本種にこだわる必要はなさそうだ。次はシャクナゲモドキの下に植わっているヒオウギ(Belamcanda chinensis)だ。これは横山部長がタイのチェンマイで採集してきた株で、とても大型になるが耐寒性に問題はなく、ここで10年も過ごしている。アヤメ科の宿根草で日本から東南アジアに分布。目立つ花ではないが、枯れずに毎年花を見せてくれるので有り難い存在だ。次は自然実生だと思うがマンリョウ(Ardisia crenata)の花が満開なので紹介する。赤い実の時期しか注目されない植物だが、今が花期でびっしりと花を着けている。日本原産ヤブコウジ科の小潅木だ。また植え込みの影では白花のオイランソウ(Phlox paniculata)が咲いている。斑入りセイヨウダンチクの陰になってしまい、貧弱な花しか咲かないが、それでも絶えずに毎年咲いてくれるんだから我慢強い植物だ。名前は和風だが原産地は北米でハナシノブ科の宿根草だ。次は花を咲かせてしまったブラジルヤシ(Butia capitata)だ。このヤシは花が咲くと散らばるので、開花前に切り取るのが管理のポイント。ただ雨だ、草取りだと他事に気を取られていると、いつの間にか花が咲いている。また暑中1日かけて切らなければいけないのだが、気の重い話だ。最後は果樹温室のドラゴンフルーツ(Hylocereus undatus)の蕾。今年2度目の花で、数日中に咲くだろうが、夜咲きの大きな花だが、毎日チェックするわけでもないので、つい見逃してしまう。
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コメント(3件)

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暑中お見舞い、申し上げます。
連日の暑さに、私は、参ってます。暑すぎ〜〜〜!
マンリョウの花って、どうしてあんなにそばかすだらけなんでしょうね。雄しべの外側も、点々と。虫が集まってると、本当の虫に思わせたいのでしょうか。あそこへ行けば、美味しいものがありそう・・・なんて。
みのり
2015/07/26 22:31
相変らずみのりさんは顕微鏡的見かたをするんですね。とても私はそこまでは見ていません。スタンスの違いというか、じっくり向き合わないというか、私のいい加減な態度を見透かされているようで、ちょっと赤面。
学芸員
2015/07/27 23:07
赤面だなんて、とんでもないですよ。世界中を見ていらっしゃる学芸員さんと、目の前の植物しか、見るチャンスのない、ちっぽけな人間の違いです(*´∀`*)
みのり
2015/07/28 11:06

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