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zoom RSS ゾウガメの交尾?

<<   作成日時 : 2015/07/07 17:33   >>

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今日はブログ用にと、ゾウガメ温室横のクリナムの写真を撮りに行ったら、ちょうどアルダブラゾウガメが交尾をしていた。と言っても、普通にマウンティングすると小柄な雌は雄の重さで押さえつけられて交尾どころではない。先ず体勢的に不可能なのだ。そもそもここのゾウガメ、大坂万博の年だから1990年にセーシェルから2頭の雌が嫁入りしてきたのだ。それから25年、当初30kgだった雌も今では倍ぐらいになっているが、200kg近くある雄に乗りかかられたのではたまらない。押さえ込まれてじっと我慢しているしかない。だから当園では今だにゾウガメが産卵したことはないし、その見込みもない。実は当園にはこの雌に見合う、手頃な大きさの雄も同居している。数年前にセーシェルから来た個体だ。しかし大柄なボス個体がいると、他の雄は遠慮して絶対に雌に手を出すことはない。だからこの雄と雌を別の施設で同居させればうまく繁殖まで行くかも知れない。これはワニにも当てはまり、絶対的なボスが居ると、他の雄はじっと大人しくして雌には手を出さない。しかし大柄なボスは歳をとっていて生殖力があるかどうかは別問題なのだ。むしろ若い個体同士の方が繁殖はうまくいくのだが、順位があって同居している以上、なかなかこちらの思惑通りにはいかない。当園のシャムワニが産卵はしても無精卵ばかりというのは、その辺に原因があるようなのだ。このゾウガメは陽気が暑くなると元気になるので、夏休みのイベント中に雌に乗りかかったりするので、若いアルバイトの学生泣かせだ。お客様もお子さん連れだと困ってしまうのは当然で、見ぬ振りをして通りすぎたりして若いお母さんなどは気苦労が多い。私もこの画像を載せたものかどうか考えたが、話題としてたまにはこんなことも良かろうということで、紹介することにした。ゾウガメの場合、乗っかりながら大きなうなり声を出すので、余計始末が悪い。遠くにいても、この声が聞こえれば、「あー、また乗っかっているな。」ということになる。画像のように首を伸ばしながら必死の形相で口を開け、大声を出すのだから誤魔化しようがない。動物を飼育していれば、こういう事もあるということだ。
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