奇想天外の開花

今日は久し振りに日射しが見られ、蒸し暑い温室で奇想天外(Welwitschia mirabilis)が咲き始めた。先ずは最初の1花で、マツボックリ状の鱗片の間から雄しべが飛び出している。今年は同じ鉢に植わった2株とも花が出ていて、これから次々と咲いて来るだろう。初めての花の時は興奮したが、3年目となると「あっ、咲いたか?」程度の反応だ。むしろ気がかりは花の付いた2株ではなく、まだ花の来ない残り3株の動向で、今年も花芽の気配はなく空振りだった。何とか雌花を咲かせたいのだが、まだ何年かかかるのかも知れない。兎に角今年で実生11年目だから気の長い話だ。ちなみに奇想天外は南アフリカ、ナミブ砂漠に原産する裸子植物で、終世2枚の葉を伸ばし続けるキソウテンガイ科の植物。サバクオモトという和名もあるが、2000年も生きると言われ、古株は幹部が1坪位になる何とも不思議な植物だ。雌雄異株で、花らしい花は付けず、球果と言われるマツボックリ状の花を付けるのは裸子植物の特徴でソテツなどにも共通する。我が家の開花株は既に1枚の葉が長さ3mに達しており、その幅も20cmを越えている。温室の棚の植えで育てるには大きく成り過ぎたが、今更動かせるものでもなく、やや持て余し気味だ。温室の外では、同じく南アフリカ産のロスマニア・カペンシス(Rothmannia capensis)が咲いているのに気がついた。木が大きく成り過ぎて、下から見たくらいでは気付かない。雨も続いていたし、折角咲いているのに可哀想なことをした。2階の窓から見たら、もう盛りを過ぎていたが花数は多く、満開状態だった。クチナシに近いアカネ科の花木で、生育旺盛で耐寒性もある良種だ。気付いたら同じアカネ科のガーデニア・ツンベルギア(Gardenia thunbergia)も1~2輪咲いており、これから一気に咲いて来るのだろう。我が家の庭にも夏が来るということだ。
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