ようやくイワタバコが揃い踏み

分園1号温室のガラス室内は球根ベゴニアの展示スペースになっており、球ベゴが暑さで傷んで減るのに合わせて、暑さの好きなイワタバコ科の植物を鉢上げしながらスペースを埋めていくサイクルになっている。ところが昨年から春植えの球根ベゴニアの調子が良くて、中々駄目にならないため、イワタバコ類の鉢上げが遅れ、開花期も9月にずれ込んでしまった。今年も例年より1ヶ月も遅れて棚上がイワタバコの鉢上げ株で埋まり、ようやくにぎやかになってきた。と言っても、10月になれば来シーズンの球ベゴの催芽が始まるので、飾って置ける期間はいくらもない。暑さがないぶん花は長持ちするし、生育もゆっくりなので管理は楽だ。今日の画像はそのようなイワタバコ類の紹介だ。最初は鮮やかな紫色の花が特徴のユーコドニア・アデル(Eucodonia 'Adele')だ。根腐れしやすいので2.5号ポットに植えたまま4号空鉢に収めて葉を広げ、飾っている。これからの時期とても奇麗に咲いてくれるはずだ。もう1つ目に鮮やかなのが、アルゼンチン原産、緋色の筒状花を咲かせるグロキシニア・ネマタントデス(Gloxinia nematanthodes)だ。細いランナーを沢山伸ばし、その先々で発根して殖えていく植物。これは隣り合った株がすぐからんでしまうので、最初からトレーにポットを並べて、トレーごと飾るようにしている。3番目は背が高くなるグロキシニアのアリオン(Gloxinia 'Arion')だ。いつもなら今頃は持て余す程丈が伸びて扱いに困っているはずだが、今年はようやく群れ咲くようになったばかり。伸びるのはこれからだ。メキシコ原産のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)とオーランティアカ(S.aurantiaca)も沢山並べてあるが、これらが咲くのは暮れから正月~3月ころまでで、球ベゴの出来次第で、主役になれたりなれなかったり。なかなかつらい所だ。8枚目がその苗の画像だ。今年は育苗が順調なので、奇麗な開花風景を楽しめるだろう。ミャンマー原産、ショウガ科のケンフェリア・ロスコエアナ(Kaempferia roscoeana)は夏からずっと咲き続けていて有り難い存在だ。実生苗のヒポキシス・コルチシフォリア(Hypoxis corchicifolia)も3年目で花を上げ始めている。私は本種が好きで、実生苗を見つけると鉢上げして大事にしている。これは南ア原産でキンバイザサ科。
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