クフェア、エリスリナ、アロニア

今日は今が見頃の花木3種。最初は黄花のクフェア、メキシコハナヤナギ(Cuphea hyssopifolia)の黄花で間違いないと思うが、黄色は珍しい。これはエクゾチックプランツの尾崎さんにいただいたもので、本種にしては生育が緩慢。ここまで来るのに1年半もかかっている。クフェアはもともとピンクの花で、それに白っぽい花からより濃い色の花の変異があり、こぼれ種で園内各所で見る事ができる。また近年の導入種には赤花や複色花もあるが、私にとって黄花はまさに想定外だった。よくあることだが、専門家にとって珍しい植物が、一般人にとっては大したいインパクトを与えない例は多い。黄色いツバキの交配種として騒がれた「初黄」など、園内に大きな木があるが、咲いていても誰もふりむかない。南ア原産のガザニアの黄花八重を珍しいと喜んでいたらタンポポだと言われたこともある。だからこの黄花のクフェアも私にとっては画期的な新花色だが、通りがかりの人は単に黄花の小灌木としてしか見ないであろう。クフェアはミソハギ科に属しメキシコ原産。今、この黄花をネットで検索してみたらメロウ・イエロー(Mellow Yellow)という品種名であることがわかった。ネットの力は大したものだ。次はシーズン最後のアメリカデイゴ(Erythrina crista-galli)の花。寒くなってきたもので花の着いた枝が伸びずに咲いて、まるでハブラシの先のような花序になっていてとても面白い。今年は台風らしい台風が来なくて、傷まずにシーズン末期まで来たためこういうユニークな咲き方を楽しめるのだ。確かオーストラリア産のツル植物ハーデンベルギアがこんな花序だったと思う。アメリカデイゴはマメ科でブラジルが原産地だ。最後はゾウガメ温室の近くで色付いているアロニア・アルブティフォリア(Aronia arbutifolia)の果実だ。この時期同じバラ科のピラカンサが派手さ実の大きさでは上回るが、本種は枝が細く繊細でコンパクトに仕上がり、痛い刺もないので扱い易い花木だ。北米原産でバラ科の小灌木。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック