トゲオニソテツの花が見頃

分園1号温室の入口横で、南アフリカ原産のトゲオニソテツ(Encephalartos ferox)の雌花(雌球果)が大きく成って見頃を迎えた。今、丁度ラグビーのワールドカップで盛り上がっているが、この球果がちょうどそのラグビーボール位の大きさ。色も緋色で美しいこと。私など1年おき位にもう10回以上見ているので何の有り難みもないが、初めて見るお客様には驚異のはずだ。「何だこれは!」という目で見ているはずだ。だからわかりやすい解説看板でも出すべきだろう。以前も書いたように、当園には雌株しかないので、折角咲いた花も交配する相手がなくては、いずれ腐って崩れていくだけだ。次も大きく成ってきたメキシコのディオーン・スピヌローサム(Dioon spinulosum)の雌球果だ。これも何度も紹介しているが、2年振りの花で、この前の球果との間に半年以上空白期間があった。未受精とは言え20kg以上もある球果を育てれば、植物体も相応に消耗する道理だ。この球果もこれから1年以上この株にぶら下がってお客さんを驚かすはずだ。次は通路に並べたパナマ産のザミア・イペティエンシス(Zamia ipetiensis)だ。ちょうどここにきて新葉が出揃い、草緑色の葉が奇麗でとても良い雰囲気だ。それで、今日はソテツの花でも紹介してみようかという気になったということ。イペティエンシスは余り大きくならず、手頃な大きさで収まってくれるので鉢物向きの素材だろう。ちょうごここに5株が置いてあり、どれも球果を出しているが、雌株が4で雄が1だ。以前、ここでソテツは雄株が出にくいと書いたが、本種もまさにその通りで雄株は貴重品だ。並んで咲いていて、果たして受精して種ができるかどうかは疑問だが、これだけ雌雄の花が出ていれば交配して種を採ってみようかという気にもなる。本種なら園芸植物としても人気が出るだろう。5、6枚目が通路に4株並んで花を出しているイペティエンシス。7枚目が雄花、8枚目が雌花だが、このビッシリと出た雄の球花は面白い絵だ。以上3種とも今日ではザミア科に分類される。
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