ネリネ・マンセリー

ネリネの中で、最も丈夫でよく殖え、花の美しいネリネ・マンセリー(Nerine mansellii)が見頃を迎えた。マンセリーはフレクスオーサ(N.flexuosa)とサルニエンシス(N.sarniensis)の交配で古い時代に作出されたのだが、私はネリネの中で一番気に入っている。それはネリネに関する予備知識や常識がなくても育てられる強健さを持っているからで、ワニ園近在のイチゴ農家で栽培していた株が各所に分譲され、我が家のもそのお流れなのだ。そしてどこへ行っても、それぞれの管理でちゃんと咲いている。我が家では、この丈夫なネリネを最大限肥培して目一杯殖やしてみようと、昨年は5号の超ロングポットに植えてあった。しかしこのポットでも根が底から出て来るので、今年は8号の深鉢に3球植えにしてみた。これで当分は植え替えなくても大丈夫だろうが、今年は3鉢で各3本、計9本の花が出た。昨年は各2本だから1球ずつ殖えたということだろう。多分来年は各球が2本ずつ、計18本位は咲かせてみたいと考えている。色も私の好きなショッキングピンクで、シャクナゲモドキやサルウィン系ツバキなどに通じる華やかな色合いだ。次の2株はサルニエンシス系の交配種。淡いピンクと濃い赤で、これらがマンセリーのように簡単に育ってくれれば嬉しいのだが、そうは行かない。我が家ではベランダの下に置いて雨が当たらないようにしているが、生かして夏越しさせることすらトラブル続き。簡単では無い。咲くのも鉢数の1/3くらいだろう。次はネリネの横で咲き始めた、日本産のベンケイソウ科多肉植物イワレンゲ(Orostachys iwarenge)の黄斑入り品種「鳳凰」だ。本種は春に芯を切って挿し木更新すると花が咲かないというので、毎年そうしているのだが、今年は7~8株に花が出てしまい、枯れ行く運命だ。斑入りの場合、種では更新できないので、咲くと枯れてしまうイワレンゲでは最悪の事態なのだ。もっとも我が家では殖えすぎているので、減って丁度良いくらいか。ただし白い斑入りの「富士」の方は繁殖が悪く、減らしたくは無い。昨年1株咲かせてしまい、折角の大株を駄目にしてしまった。最後は温室の地面で咲いている白雪姫ことツユクサのシラモンタナ(Tradescantia sillamontana)と今が開花のピークとなっているキョウチクトウ科のフエルニア・ゼブリナ・マグニフローラ(Huernia zebrina var.magniflora)だ。このフエルニアは丈夫で良く殖え、しかも悪臭のない大輪の美しい花を咲かるので、是非普及させたいものだ。ツユクサはメキシコ、フエルニアは南アフリカの産。
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