ティランジアの棚下から屍臭

今日は気分のいい話ではないが屍臭のことだ。実は4~5日前からティランジアの所へ行くと、何とも言えぬ悪臭がするのだ。アリストロキアの花にも悪臭はあるが、そのトイレ臭とは違う、やり切れない臭い。要するに死んだ動物が発する屍臭なのだ。私等はワニの死体に接することが多いから、臭いを嗅いだだけでそれが屍臭であることがわかる。確か、この温室を冷房していた30年近く昔、手の入らない暖房パイプの下でネズミが死んでいたことがあり、この時も参った。幸い冷房室は密閉してあるし、臭いが外に出ないから助かったが、中に入って管理する私はたまらない。ただその時は場所が特定できたので、パイプの上から土をかけて何とか臭いを抑えたのである。今回も、パイプの下みたいで、どうしたものか悩んだが、いよいよ通路の方にも臭い出したので、意を決して場所の特定にかかった。マスクをして、はいつくばって棚下にもぐり込んではみたものの、暖房パイプが邪魔して何も見えない。結局場所を特定できず、だから臭い対策もできなかった。ただ救われるのは、臭いの範囲は4~5mで、ティランジアの通路に入らなければ臭いも感じないことだ。最初はネズミかカエルの死体だろうと思ったが、臭いの範囲が狭いので、もっと小さいトカゲ程度の大きさかも知れない。それならますます見つけ難い道理だ。今日はこの話題にすべく写真を撮りに入ったが、幸い臭いは大分薄くなってきたようでほっとした。ここ数日が異常に暖かかったので余計臭ったのかも知れない。
ということで今日はエアプランツのコーナーの画像だ。ちょうどティランジア・エリック・ノブロック(Tillandsia 'Eric Knobloch')が咲いていたので紹介する。冬に美しくなる白い多肉は、南アフリカ原産、キク科の銀月(Senecio haworthii)と大銀月(Senecio sp.)だ。伸び過ぎたので、そろそろ挿し木で仕立て直す時期だ。先だって来園したかのプラントハンターが珍しがってお土産に持ち帰った植物がこれだ。その近くにはまだ緑の葉のジャマイカン・ポインセチアことユーフォルビア・プニセア(Euphorbia punicea)も並べてある。これからクリスマスに向けて花芽が生じ、赤いポインセチアのように色付くはずだ。白いティランジアの群像は私の大好きなエーレルシアナ(Tillandsia ehlersiana)。非常に生育と繁殖の良い植物で、育ち始めると一気に大きくなるので育て甲斐のある植物だ。そう言えば先日、真っ赤な花のエディシアエ(T.edithiae)が咲いていたのに写真を撮り忘れ後悔している。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック