カルメナエの春

横に繁っていた竹藪を整理したおかげで日当たりのよくなった我が家の温室、今日も朝から早春の日射しをあびてもう春の雰囲気だ。温室の中はぬくぬくして本当に幸せな気分になれる。そのぬくぬくした温室で咲いているのがマミラリアの類だが、特にカルメナエ(Mammillaria carmenae)が綺麗に咲いて春らしさを振りまいている。カルメナエはメキシコ在住のプラントハンター故アルフレッド・ラウー氏が自生地を再発見し、アメリカのサボテン多肉会誌にセンセーショナルな記事が登載されたので,一躍脚光を浴びた植物。その可憐さ,可愛らしさから、その後たちまち全世界に普及した美種である。当初紹介されたのはクリーム色花の基本種だったが、その後ピンク花なども報告されてますます人気が出たようだ。1枚目の写真、これはピンク花だが、当時紹介された写真のイメージに近い。とにかく小さくて可愛らしいイメージだったのだ。イメージ戦略というが、最初の1枚の写真の良し悪しで、その植物に対するイメージは極端に変わってしまう。同じくラウー氏が発見、ベンケイソウ科の新属新種として紹介された濃いバラ色花のタキトゥス・ベルス(Tacitus bellus)もメキシコサボテン会誌の表紙として衝撃的な登場だった。私はその開花株を持参してメキシコサボテン会にデビューさせたラウー氏とその時初めて会ったのだが、その時は後年30年も続く交友関係に発展するとは思ってもいなかった。ベンハー、黒い絨毯などの映画で知られる俳優のチャールトン・ヘストンそっくりのダンディーなゲルマン紳士はいかにも格好良かったのである。次はテウアカンで種子採集したマミラリア・シュモーリー(M.elegans var.schmollii=M.meissneri)、大福丸(M.perbella)、ユーベルマニア・ペクチニフェラ(Uebelmannia pectinifera)、フェロカクタス・リンゼイ(Ferocactus lindsayi)の順で最後が赤い実が可愛いメロカクタス・シャッツリー(Melocactus schatzlii)だ。上記の内ユーベルマニアはブラジル、メロカクタスはコロンビア、他はメキシコ原産だ。
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