このツルなあに?

分園1号温室の裏は元々キウイーフルーツ(Actinidia chinensis)の棚になっていて、一時はコンテナに4つも5つも収穫した事がある。でも私が1号を担当するようになって、端からあれこれツル植物を植えたので、最近はキウイーが圧倒されて枯れたり、枝が枯れ込んだりで、全然成らなくなってしまった。もともと日除けがてらだからそれでいいのだが、近年は植え込んだツルがキウイー以上に猛烈に繁茂して持て余し気味だ。最近剪定して綺麗に片付けたので、きょうはその葉のないツル部分だけを紹介する。最初はブラジル原産のアリストロキア・ガレアータ(Aristolochia galeata)だ。これは余り旺盛に伸びないので扱い易いが、これだけツルが太くなると、春秋どころか、春から秋まで、思い出したように咲くので、私はその花の悪臭に悩まされている。2枚目はここで一番元気なブラジル原産、ノウゼンカズラ科の常緑ツル植物ハリミノウゼン(Clytostoma callistegioides)だ。耐寒性もあり花もビッシリ咲くので申し分ない。生育も持て余すほどではなく、ここでの優等生だ。次のニシキギの枝みたいなツルはこれもブラジル原産、キントラノオ科のペイショトア ・レティクラータ(Peixotoa reticulata)だ。黄色い可愛い花だが、同じ仲間で横に植わっているスティグマフィロン・ビティフォリウム(Stigmaphyllon vitifolium)が猛烈に旺盛で同様の花なので、そちらに負け気味だ。またこのペイショトアのツルの中央にある太いツルは、中国雲南省の西双版納から持ち込んだマメ科のトビカズラ(Mucuna sempervirens)のはずだが、これまで一度も花が咲かないし、ツルが旺盛に伸び過ぎて隣のミカン畑に迷惑をかけるので、今回意を決して、根元で切断し枯らすことにした。これでいくらか管理が楽になるだろう。次は先述したパラグアイから導入したスティグマフィロンだ、大鳥舎のフェンスにもからんで10m以上に伸びているが、とにかく旺盛なツル植物だ。ツルは細いが地下に巨大なイモというか貯蔵根を作るのが特徴で、地面が持ち上がって来るほど大きなイモなのだ。5枚目に地面に露出したイモが写っている。その次がウリ科の大ツル植物ナンバンカラスウリ(Momordica cochinchinensis)だ。東南アジア原産の薬用植物。本来地上部が枯れて地下の塊根で越冬する植物なのだが、ここのツルは枯れず4mも5mも生き残っている。だから暖かくなると一気に繁って温室の屋根を覆い尽くすほどだ。ただこの大きいのは雌株なので1本では実が成らず、昨年実生苗を根元に植え、雄株の出るのを期待している。今年雄花が咲けば真っ赤な実を何百と成らせるのも夢ではない。次の太いツルは植えて40年にも成るキウイーフルーツの古株だ。最後の細いツルは最後に植えたブラジル原産、ノウゼンカズラ科のアラビダエア・セローイ(Arrabidaea selloi)だ。昨年あたりから咲き始めたが、ハリミノウゼンと似た花なので、まだこの大きさでは迫力不足。ただ樹勢も耐寒性もハリミノウゼンの方が優れているので、余程保護してやらないと本種は生き残れないだろう。とにかく、よくもまああれこれ植えたものだと思う。
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