鯱頭の花など

刺物の中でもフェロカクタス属の鯱頭(Ferocactus acanthodes)はエキノカクタス属の金鯱(Echinocactus grusonii)と共に、刺物の双璧と言われた植物。私が若い頃は、この作り難い刺物を開花させることなど夢のまた夢だった。それでもサボテンの栽培歴が50年を越え、10坪のガラス温室の力もあって、ここ数年、1株また1株と鯱頭に花が上がるようになり、私の夢が実現しつつある。この株も、10余年前に長野の刺物名人、故柿﨑さんにプレゼントされた苗の1つだった、当初は長野から伊豆に来た株にはまともな刺も出ず、いつ捨てようかと悩む程の酷い作落ちだった。しかし10年もしたら、この環境に慣れ、株が大きくなった事もあって、私の目には、そこそこの良い刺物に見えて来た。柿﨑さんの形見を捨てるわけにも行かず、大事にしてきた甲斐があったということだ。次のピンクの大輪は紅鷹(Thelocactus heterochromus)だ。これは同じく柿﨑さんにいただいた種の実生で、キリンウチワ育ちの接ぎ降ろし株だ。種を3系統だか貰ったので、我が家に紅鷹は沢山あるが、どれも優良系なので、育てる楽しみも大きい。ヘキラン(Astrophytum myriostigma)、ヘステリーなど、この日は花が多かった。次のピンクの多輪咲きがそのエスコバリア・ヘステリー(Escobaria hesteri)。花着きの良いのが特徴で、春から秋まで次々に咲く。次の黄花はテロカクタス・リューカカンサス(Thelocactus leucacanthus)で白刺玉という和名もある。小型で群生し、径30cmもある群生株になる。最後は鳥羽玉の類でロフォフォラ・コエレシアナ(Lophophora koeresiana)。姿は鳥羽玉そっくりだが、花はとても大きく直径4cmもある。これらはどれもメキシコ原産だ。
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