珍しいコンニャクが開花

数日前、本園8号温室で栽培していたコンニャクに花が出たので本園の下の温室に持って来たというので見にいってきた。蕾を一見して珍しい種ということがわかったので、種名を下調べしてから、本日、撮影しに行って来た。本種は先頃退職した佐藤さんが中国雲南省に行った時採集してきた植物らしく、勿論初めての開花だ。下調べの段階で2種ほど候補があったが、今日開花した花を見て、一発で同定できた。アモルフォファルス・クラウセイ(Amorphophallus krausei)で、タイやミャンマーの北部、中国の南部に分布する種だ。ご覧の通り黄緑色の苞と白い附属体を見れば、サトイモ科植物の専門誌「アロイデアナ」のコンニャク特集号(Vol.19,1996)の写真で簡単に同定できた。この黄緑色の苞は長さが35cmもあり,結構立派なものだ。解説では猛烈なガス臭があると書いてあるが、この撮影時点ではまだ未熟で幸い臭いは何も感じなかった。多分、この後お見えになったお客さんは臭い思いをしたのかも知れないが、綺麗な清々しい色のコンニャクに悪臭は似合わないと思う。実際の臭いはどうだったのだろう。なお後に見える茶色っぽい葉は、本種の葉が枯れかけているもので、撮影のためわざと折り曲げたのだ。普通コンニャクは開花の年には葉を出さないので、本種に関しては、休眠前に花を上げるということなのだろう。コンニャクにしては珍しい生育サイクルだ。
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