収穫の秋

昨日、1号温室のソテツ、マクロザミア・ミケリー(Macrozamia miquelii)の果実が先端から分解しているので、早々に2果を収穫した。2年続きの結実で、これには驚いた。春に交配した時は外に出ている小さな雌球果にだけ花粉をかけ、立ち上がった葉の間に隠れていたこの大きな雌球果には気付かなかった。それなのに、見事に結実して、人工交配した球果より先に熟してしまった。収穫した翌年は株が弱って云々という思い込みがあったので、小さな球果1個が当然位に感じていて、このブログにも書いたはずだ。それなのに葉が展開したら大きな球果が出て来て、しかも受精していたので驚いたのである。収穫した果実は長さが60cm、直径12cm、重さが5kg位あってずっしりと重い。これが2果だから10kgということだ。ソテツの種は収穫した後、後熟させて、実際に播種可能になるのは半年後。これを知らないと実生に失敗して種を腐らすことになる。これはオーストラリア原産でザミア科に属する。次は果樹温室で剪定ついでに収穫したドラゴンフルーツ(Hylocereus undatus)だ。赤肉果と白肉果があり、写真を撮りがてら試食してみたが、余り美味しくはなかった。白い方は堅めのカンテンに薄甘く味をつけた感じでとても淡泊。赤い方は甘味が幾分強かったが、果汁が真っ赤で、食べると吸血鬼の口みたいになってしまう。若いスタッフに試食させたが、どちらも1口しか食べず、その程度の味だったということだ。当園はドラゴンフルーツに殆ど施肥していないので、余計味が淡泊になってしまうので、営利栽培の果実とは味が違う事を申し添えておく。原産地は中米でサボテン科。最後は種を収穫するために切ったマウンテンパパイヤ(Carica pubescens)だ。匂いは最高に果物らしいのだが、なめても甘味の片鱗すら感じず、とても食べる気にならなかった。固いメロンの甘味のない果肉部分をなめている感じだった。まあ種が採れたから良しとしよう。ペルーの涼しい所の産でパパイヤ科の果樹。
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