中庭の手入れ
ここ1週間位、時間のあるときは中庭の手入れをしていた。主にツルニチニチソウ(Vinca major)の剪定で、毎年春の恒例行事みたいになっている。ヨーロッパ原産でキョウチクトウ科の植物。ツルニチニチソウより学名のビンカの方が身近な通り名かもしれないが、中庭にはこれが沢山使われている。ツルである以上、伸びた先々で根を降ろし、殖えて行くため、それを整理するのも仕事なのだ。普段の管理ではブロワーでゴミを吹き飛ばすため、このビンカのツルも風であおられてからまり、剪定と言っても簡単ではない。要は新芽を残して古いツルを切るだけなのだが、言う程楽ではなく、ビッシリと繁った所は1時間で1㎡も終わらない。とにかく手がかかる。それを根気良く続けて、ようやく片付いたということだ。当園の株はクリーム色の斑が入った品種で、これが花壇を明るくして、とても感じが良いのだ。写真、これだけでは色気がないので、1号温室のコチョウラン(Phalaenopsis cvs.)、カランテ(Calanthe cvs.)、パフィオペディルム(Paphiopedilum cvs.)の画像を添える。温室、特に1号温室は花が多くて春爛漫の雰囲気だ。中庭のシャクナゲモドキ(Rhodoleia championii)もそろそろ満開、次はサンカクバアカシア(Acacia cultriformis)に黄色が目立ってくるはずだ。
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