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zoom RSS トックリアナナスの春

<<   作成日時 : 2017/03/01 09:58   >>

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分園1号温室のティランジアコーナー、ここでトックリアナナス(Aechmea recurvata)が咲き始めると、その付近が一気に明るくなり、春が来たなという雰囲気になる。トックリアナナスの春ということだ。最初は私が以前車の修理屋さんの庭先に置いてあった株を貰って来て殖やした系統。育て易いし花は奇麗、必ず結実するという優良クローンで、種での更新も容易だ。次はトックリアナナスの斑入り品種として有名なアズテック・ゴールド(A.recurvata 'Aztec Gold')だ。ちょうど前系統と同じような生育スタイルで、開花時期も同じなので、トックリアナナスの主流派なのだろうが、そのままでは種は出来ない。私は本種が好きで、せっせと殖やしているが、最近斑入りの安定感がなくなって、子株に無地に近いものが出たり、純黄色に近いものが出たりと、ばらつくようになってきた。そこで悪いものははじき、良い斑入りだけを残すように心がけているが、親の斑が奇麗でも子供はぱっとしないというのが多くなって、その理由が分からず悩んでいる。そんなこんなで、すぐ子株を外すことが多くなって、余計株数が殖える結果になっている。次はトックリ系の種間雑種、エクメア・コバータ(Aechmea x covata)だ。コマータ X レクルバータ(A.comata x A.recurvata)ということで、トックリアナナスを大柄にしたような姿に咲くので、展示植物としては面白い。これは繁殖が猛烈に旺盛なので、数年で大きな群生株になってしまった。奇麗だし、殖えるのは結構だが、売店の商品にする場合は花着きでないと売れないだろうから、そこがネックになりそうだ。最後は花数の多くなったピトカイルニア・ヘテロフィラの白花個体。以前ブロメリア協会の会報で赤花個体の写真を表紙に使っているが、こうなると基本種の赤花が欲しくなるのは当然か。トックリアナナスはブラジル、本種はエクアドルの産だ。
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