ブロメリア温室の化粧直し

先日、大雨の降った水曜日に本園ブロメリア温室の手入れと化粧直しに行って来た。ベテランスタッフが4人がかりで、ビカクシダの古株を片付け、新しく立てた木(ボク)にブロメリアを縛り付け、ついでに枯れた鉢なども片付けて小綺麗仕上げた。次回は中央の木の補強、充実があるのだが、それは木の準備が出来てから。木にブロメリアを縛って固定して行く場合は、当然の事だが光線を好む赤く発色するような植物を先端部に付け、下には弱光線、多湿を好む植物を付けて仕上げて行くのだ。片方で、鉢から抜いた株の根元に水苔を巻き、一方では出来次第それを木に着けていくという流れ作業で、またたく間に奇麗な飾り付けが完成した。画像でその風景をお楽しみいただきたい。5枚目の画像、特に赤くて奇麗な株はネオレゲリアのファイアーボール(Neoregelia 'Fire Ball')で、栽培温室の薗田君がティランジアのウスネオイデス(T.usneoides)と合わせて飾ったもので、これは奇麗でいい。特に下から見上げた場合、赤い葉が透過光で鮮やかさを増すので、とても素敵なのだ。次は分園の球根ベゴニアだ。満開は満開なのだが、球ベゴにとっては暑さが限界の温度ぎりぎりの所なので、30度近い快晴の日が来ると、株がガクッと傷み、翌日の手入れがとても大変だ。雨の日に元気を盛り返しての繰り返しで、梅雨明けまで頑張るのだが、とにかく手がかかる。その間に次、棚上に飾る苗木の用意もしなければならず、1年で一番手のかかる時期なのだ。今日も休眠させていた南アフリカ原産、キンバイザサ科のヒポキシス・コルチシフォリア(Hypoxis corchicifolia)の植え替えをして潅水を始めた。例年だと4~5月に植え替えていたのだが、昨年急ぎ過ぎて根株を幾つか腐らせてしまったので、今年は芽が動くまで待っていたら、いつの間にか植え替え適期が過ぎてしまったのだ。掘ってみたら、根株(丸い根茎部)や根がかなり萎びて衰弱していたが、陽気も暖かいので、すぐに回復して芽を出すだろう。植物はいつまで経っても難しいと思う。
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この記事へのコメント

YoYo
2017年06月27日 11:21
はじめまして。書き込むのは初めてです。よろしくお願いいたします。
こちらのブログでお見かけする植物の中では、チランジアと南アの小球根を小数ですが自宅で育てています。

T.ウスネオイデスと合わせたハンギング、見た目に楽しそうで実物を拝見したいと思いました(残念ながらこちらからはいささか遠くて難しそうです)。
夫が社内旅行で何年か前にバナナワニ園さんを訪れています。若い人たちが植物に興味を示さずにどんどんと歩いて行くので「遠路せっかく来たのに」と残念がっていました。
長文失礼しました。
2017年06月27日 15:36
YoYoさん、コメントありがとうございます。
今の時代、植物よりも動物の方がアッピールするようで、植物屋の私としては、とても寂しい思いをしています。ただこういう書き込みをいただくことが、何よりの励みとなっております。これからもよろしくお願いします。

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