南米の植物あれこれ

分園1号温室裏で、ブラジル原産、キントラノオ科のツル植物ペイショトア・レティクラータ(Peixotoa reticulata)が咲いていて、温室の窓越しに良く見える。本種は友の会の坂﨑さんが普及に力を入れている植物だが、今年は好天が続いて気温も高いせいか、やけに花着きが良いようだ。例年だとツルの伸びなどで、横に植えてあるスティグマフィロン・ビティフォリウム(Stigmaphyllon vitifolium)に負けて、控え目に咲くのが常なのだが、今年はペイショトアが一歩先んじたようで、スティグマフィロンは画像の通り、最初の数輪が咲き始めたばかりだ。ペイショトアは大人しいツルだが、スティグマフィロンはとてつもなく旺盛なツル植物で、鳥小屋では天井の上まで10m以上も伸びて<緑のカーテンになる程だ。ただ花はお互いそっくりなので、どちらが咲いても同じようなものだ。当園のスティグマフィロンはパラグアイから種で来たものだが、勿論ブラジルにも分布する。温室の中では、三宅さんにいただいた夏咲きのアマリリス(Hippeastrum sp.)が咲き始めた。大球性の夏咲き種という特徴がありながら、同定できないでいる。年々球根が増えて、今年はもう1本咲きそうだ。弁が細く、色が淡いので、余り魅力的ではないが、夏咲きの育種には欠かせない種だろう。次はイワタバコ科で私がパラグアイで採集してきたシンニンギア・アグレガータの変種ペンドゥリナ(Sinningia aggregata var.pendulina)だ。ティランジア・バルフシー(Tillandsia barfussii)の生育していた同じ岩場の産なので想い出深い植物で大事にしている。小型で花着きが良く気に入っているが、挿し木は着くものの、球根の出来が悪く、なかなか殖えないのが欠点。
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この記事へのコメント

2017年07月28日 04:23
Sinningia aggregata var.pendulinaは、実生で増やされるのはいかがでしょうか
2017年07月28日 13:30
森さん、3株はあるので、たまに挿して1本でも物に成れば維持出来るということです。率は悪いですけどね。

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