アンモカリス咲く

先日の台風で1日庭に出なかった翌日、気が付いたらアンモカリス・ティネアナ(Ammocharis tinneana)に花が出ていてその生育の素早さに驚いた。そして翌日にはもう開花した。最初は咲いたその夜の画像でまだ花弁が白いが、翌朝にはピンクに変色していた。この株2010年、アマリリスの三宅さんに開花株をいただいたのだが、その由来は1984年に故平尾秀一氏が実生した苗だそうで、今年で実生33年ということだ。私にとって平尾秀一氏は最も尊敬する園芸人で、その方の実生苗がこうして我が家で花開くというのも何かの因縁でとても嬉しい。私がワニ園に就職して間もない40年前、私に南アフリカ植物学会やアメリカの球根学会に入会するようにアドバイスしてくれたのが平尾氏だった。ワニ園の看板植物である熱帯スイレンを勉強したいと相談したら、アメリカのミズーリ植物園やロングウッドガーデンを紹介してくれたのも平尾氏だった。実際は1度しかお会いしたことのない大先輩だが、私の人生に最も影響を与えた植物関係者の一人であることは間違いない。だからこのアンモカリスも平尾氏の想い出を育てているようなものなのだ。南アフリカ原産、ヒガンバナ科の球根植物だ。次はワニ園のタカサゴユリ(Lilium formosanum)だが、開花期の早い株は花弁が純白で、花粉が黄色でとてもすっきりした印象を与えるのだが、多分これは10年程前に植えて有ったリリウム・フィリピネンセ(Lilium philippinense)の自然実生系統だと思われる。とにかく上品は花で私は大好きだ。基本的なタカサゴユリは花粉が褐色ぽく、弁裏にも暗色の筋があって、なんとなくやぼったいのだ。画像ではユリの1、2枚目がフィリピネンセ、3枚目がタカサゴユリで、園内のタカサゴユリの盛りはこれからだ。勿論タカサゴユリは台湾原産だ。
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この記事へのコメント

藤原
2017年08月14日 19:54
お久し振りです。アモンカリスの咲き姿はどうしても、寝そべったような感じになってしまうんでしょうか?
我が家のアンモカリスは既に咲き終わりましたが、全く同じ姿でした。それと、この花、開花期間が短いのが残念ですね。
2017年08月15日 17:47
藤原さん、お久し振り。前に種をいただいたオシロイバナがよく咲いてますよ。アンモカリスにしてもブルンスビギアにしても花期の短いのが欠点ですね。逆に、短命だからこそ有難味があるとも言えますね。間もなくブルンスビギアの季節ですが、今年は咲いてくれるんだろうか。ちょっと自信がありません。
藤原
2017年08月16日 00:42
確かに、今年のブルンスビギアの調子はイマイチのようです。昨年B.リトラリスは、2株が開花しましたので、人工授粉によって僅かながら種を採取できましたが、今年はどうなることやら。2株のうち、1株は、葉を落とさず。未だに青い葉をつけたままです。
2017年08月16日 08:03
ブルンスビギアの栽培、数は増えましたが、私にはどうも不向きなようで、思うようには育ちません。会報に記事を書いたKさんのように、雨ざらしの放任栽培で大丈夫なんて信じられません。要は根が過湿にならなければいいのでしょうが、言う程楽ではないと思います。

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