レピドザミア、ディオーン、ススキノキ

分園、トイレ裏の土手にはブラジルヤシが植えてあるが、20年程前にフザリウムによるヤシ枯れが頻発し、跡地に中庭からソテツを持って来て補植した経緯がある。その流れのなかで、温室で大きくなっていたオーストラリア原産のレピドザミア・ペロフスキアナ(Lepidozamia peroffskyana)も1株植えたのが、耐寒性のソテツ類を外に植える先駆けとなった。以後、オーストラリア原産のマクロザミア・コムニス(Macrozamia communis)、ジョンソニー(M.johnsonii)、もう1株のレピドザミア、メキシコ原産のディオーン・エドゥーレ(Dioon edule)、タイワンソテツ(Cycas taitungensis)、中国のサイカス・パンジーファエンシス(C.panzhihuaensis)などを次々と植えていったのである。で、この最初に植えたレピドザミアにも花が出て来たことは、駐車場からも確認できるし、ヤシの花切りの時にも近くで見ていた。分園入り口スロープ脇に植えたレピドザミアには数年前から雄花が出ていたので、このトイレ裏の株も花の出始めの印象から雄花と思い込んでいた。でも昨日、何だか大きくなってきた気がするので、確認してみた所、どうやら雌株、要するに雌球果のようだった。雌雄の球果とも形がそっくりなのでわかりにくいのだが、実際に触ってみるとがっちりしていて硬く、中身が充実していて、芯が空っぽの雄株の花とは明らかに異なる。ヤッタ!という思いで一人喜んだが、もう1株の雄花はもう終わってしまっており、今年の交配は不可だ。ただレピドザミアにも採種の可能性が出来たのは大変喜ばしいことだ。ちなみにこの雌株の幹丈を計ってみると丁度1m位あり、いつの間にか大きくなったものだ。次は入口展示室前の小花壇に植えたディーオーン・エドゥーレだ。温室から搬出して植えた雄株と、私がメキシコのベラクルスで採集して来た雌株が植えてあり、今回同時に花が上がって来た。この2株の交配では、以前2粒だけ種が採れたことがあるので、今回も交配してみようと思うが、同時に花が出始めた場合、雄花の方が生育が早いので、雌株が間に合うかどうか疑問もある。でも楽しみな事だ。最後は中庭のススキノキ(Xanthorrhoea quadrangulata)だ。オーストラリア原産でススキノキ科の珍種。実生40年以上の古株だが、昨日古葉切りをして化粧直し、周囲の草も取って奇麗になったので記念撮影。幹丈は80cm位になって、どうも1年で5cm位は幹が育っている感じだ。いい加減花が出ても良いサイズだが、こればかりは思い通りに行かない。
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