ブルンスビギア咲く
先日蕾が出たと報告したブルンスビギア・マルギナータ(Brunsvigia marginata)に花が咲いた。友の会の方にいただいた種を播いて8年目の開花だ。昨年も同交配が1株咲き、余りに貧弱な花なのでかえってガッカリしてしまったのだが、今年の花はOKだ。1輪の花径が5cm、花房の直径が15cmでそこそこの大きさだ。色も私の大好きな緋色で文句なし。8月のうちに咲いたのも驚きだったが、何だかんだ30株近くある中で、次が咲いて来るのだろうか。いつも気を持たされるのがこの仲間で、昨年は見事に空振りだったので、今年も期待を裏ぎられるのではないかと気が気ではない。大型種のジョセフィーナエ(B.josephinae)などは実生20年にもなるのに今だに咲こうとはしない。尺鉢に植え、下から根が出て、もう鉢はびくともしないのに、一体何年待たされるのだろう。これらは南アフリカ原産でヒガンバナ科の大型球根植物だが、余程気が長くないとつきあいきれないだろう。我が家ではこれらをベランダの下に置いて管理しているが、やや光線不足気味だから余計花着きが悪いのかも知れない。温室内では高温の好きなアマリリス類と一緒に育てているカロステマ・プルプレウム(Calostemma purpureum )に2本目の花が咲き、1本目の花序はもう実になっていて、かなり種が収穫できそうだが、誰か種の欲しい人がいるだろうか。こんな育て難い種を播いても持て余すのが普通で、上級者向けだ。
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