ソテツの植え込み、ビカクシダの取り込み

今日も雨で外の仕事が出来ず、これ幸いと売店前の温室で、乾かしていたソテツの植え込みを行った。1ヶ月前に研修生と一緒に掘り上げたオニソテツ属の株分け株で、もう植え込んでも良かろうという判断だ。今回、驚いたのは、確か昨年7月に株分けして鉢上げしたオニソテツ各種やセラトザミア、ザミア、サイカスをチェックしてみたら、根の発育が極めて悪いのだ。今日は、それらの株も玉突き的に大きな鉢に鉢上げする予定だったのだが、小鉢でも鉢底から根を出している株など皆無で、とても鉢上げどころではない。こんなに発根が悪いならもっと小さな鉢に植えておくべきだったと反省する始末。私はこれまで実生苗の経験しかないので、このサイズなら1年で根が鉢底から出るだろうという予測のもと植え込んだのだが、それが全て裏切られていた。考えてみたら、ここに至るまでに、かなりの株分け株が腐ってしまったのも、根が伸びない状態での根元の過湿が原因だったのだろう。ということで、今日の植え込みは鹿沼土の単植なのだが、極力鉢を小さくし、鉢底にはスチロールのかけらを大量にいれて、土の量を最小限にとどめた。最初の画像はエンセファラートス・イノピヌス(Encephalartos inopinus)の株分け株。坊主にしてあった状態で掘り上げたので、ご覧の通り球体だけ。根も殆どないので、小鉢の上に置くようにして植え込んだ。次のヒメオニソテツ(E.horridus)3株も、ようやく株が収まる程度を鉢を選び、株の大きさとのバランスは無視した。昨年株分けした株は尺鉢植えもあるが、5~6株植えて1つも腐らなかったのは幸いだが、新葉が出たのは1株だけ、しかもその葉は以前の葉の1/3程度とごく小さい。以上の事からも、これらの株分け株が完全に活着し、新葉が全て入れ替わるには4~5年かかるのかも知れない。1~2年で奇麗な鉢物になんて考えていた私は大甘だった。
次はその頭の上の大形ビカクシダだ。実は分園入り口にこの夏プラティセリウム・ワンダエ(Platycerium wandae)の大株を飾り、そのそろ温室に収容をと考えていたのだ。しかしこの大きな株を収用するには壁に穴を開けて鉄筋を打ち込み、それに吊すように工作が必要なのだ。実はこの作業が億劫でずっと二の足を踏んでいたのだが、朝方15℃まで下がるように成ってはやらざるを得ない。もともとこういう作業の苦手な私だが、ドリルにコンクリートドリルの刃を付け、壁に立ち向かうが、切れない刃なので表面から一向に進まない、そこで細い刃からというので2mm位の刃で細い穴を開け、次に5mm、最後に10mmということで、大汗をかいてようやく2個所に穴を開け鉄筋を打ち込んだ。結局、30分の予定が2時間もかかる大仕事になってしまった。そして1個所にニューギニア原産のワンダエ、もう1個所に温室で大きく成っていたタイ原産のコロナリウム(P.coronarium)を吊って終了。今日は1日、この温室にかかりっきりになってしまった。おかげで、来年は今年以上に見事なビカクシダの群像が見られるようになるはずだ。
画像
画像
画像
画像
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック