パパイヤの原種など

植物園である以上、当園でもコレクションとしてパパイヤの原種3種を植えているが、暑さに弱かったり、やたら強勢だったりで維持も容易ではない。最初はマウンテンパパイヤ(Carica pubescens)。アンデスの涼しい所に分布する種だけあって暑さに弱く、導入当初は普通のパパイヤに接いで結実まで育てたものだ。その後正木でも育つようになり今日に至っているが、暑さに弱いのは相変わらず。ようやく暑さのダメージから回復して果実が大きくなってきた。大きいと言ってもせいぜいレモン大で、匂いは最高に良いのだが味は酸っぱいだけ。現地では砂糖煮にして食べるそうだが、以前試してみたらキュウリを甘く煮たような味だった。次はユカタン半島原産のカリカ・メキシカナ(C.mexicana)だ。これは親指の先程の果実をビッシリと着けるが、やたら伸びるばかりで、たちまち天井に届いてしまう。以前鉢物にという話もあったが、葉柄が長すぎて使えないということだった。味は確かにパパイヤだが、何にしても小さ過ぎる。次はカシの葉に似た大きな葉を付けるボリビア原産のカリカ・ケルシフォリア(C.quercifolia)だ。発芽は悪いが、一旦根付くと猛烈に育って直径15cmにもなる。育ち過ぎて持て余す植物の代表だ。そのくせ果実は指先大。縞模様のある座薬のような形だが、株の強勢さとは裏腹に小さな果実で、拍子抜けしてしまう。次の2枚は普通のパパイヤ(C.papaya)の結実状況で、いかに豊作かおわかりいただけるだろう。次は果樹温室のゴレンシ(Averrhoa carambola)だ。本来冬の果実のはずだが、ここ数年熟期が早まり、10月早々だというのにもう黄色くなってきた。東南アジア原産でカタバミ科の果樹だ。最後は熟期が近づいた晩生のマンゴー・キーツ(Mangifera indica 'Keitt')だ。そのそろ黄色くなってきて収穫も間もなくだ。
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