ポートランディア・グランディフローラ

先だってのクバノラ(Cubanola)に続いて、同じアカネ科で同じくカリブ海域を原産地とするポートランディア・グランディフローラ(Portlandia grandiflora)が咲いた。ごく小さな木で、葉も5枚しかないのに、頂点に2個蕾が着いて、3日程前から咲いている。私は以前本種とクバノラをハワイのワイメア植物園で見ており、花の見かけはナス科のブルグマンシアにそっくりなので、それ程魅力を感じなかった。それがたまたま苗木をプレゼントされ、育ててみたら難しいこと。全然育たないし、元気も出ないので、このまんま枯れてしまうのかと心配したほどだ。それが隣に置いてあるクバノラの開花に刺激されたのか、小さな蕾を見つけた時には驚いた。それ以後は、蕾が落ちないように、気を付けて管理して、ようやく開花に至ったのである。私は本種によく似た花を以前咲かせたことがある。それは太平洋のパラオで採集してきたビッキア・マリアネンシス(Bikkia marianensis)で本種のミニチュア版と言っても良い程そっくりなのだ。恐らく、おなじアカネ科のクチナシが世界各地に分布しているように、この仲間も類樹種が世界各所に分布しているのであろう。調べてみると、クバノラ・ドミンゲンシス(Cubanola domingensis)もかつてポートランディアとされていた時期もあるようだから、似ているのは当然か。自生地は石灰岩地帯だそうで、アルカリ土壌を好むような解説もあるから、我々の酸性土壌で育て難いのは当然か。今度培養土を工夫して、彼らのご機嫌取りをしてみよう。果たして生育振りはどうなるであろうか。ちなみに大株の画像は2010年10月にハワイでとったポートランディアとクバノラの開花風景だ。どちらも丈が2m位あったと思う。クバノラとポートランディアの良さは、栽培の難しさは別として、極めて小さな株で大きな花を付けることで、これにはいつも驚かされる。うまく作りこなせて、大量生産できれば、面白い鉢物になるかも知れない。
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