冬寒の中で

我が家の庭も寒中は花が少ない。ベランダに置いたグラジオラス・プリオリー(Gladiolus priorii)が最後の花を鮮やかな色合いで咲かせている。この所毎日0℃前後の陽気で、鉢にも霜柱が立っているような状況だが、それでもこの状態だ。特にこの遅咲きタイプは緋色が濃くて美しいと思う。アヤメ科で南アフリカ原産だ。ツバキでは赤一重の紺屋小町(Camellia japonica'Koya-Komachi')がぽつぽつ咲いている。本来は濁りのない赤なのだが、寒さのおかげでブルーイングして、要するに弁が紫がかって濁った色合いになっている。次はハルサザンカの汐風(C.vernalis'Shiokaze')、他のハルサザンカより遅咲きで、ようやく見頃を迎えたが、株を覆う程咲くような品種ではなく、地味なものだ。玄関脇に植えた赤一重閉じ芯の婆の木(C.japonica'Ba-no-ki')も咲き始めた。鮮明な赤と整った花形で私の好みだが、花着きはそれ程良くない。以前、ツバキの苗木作りの第一人者、横浜の村田さんに、何故婆の木の苗木を作らないのかと聞いたら、鉢物として仕立て難く商品としては失格だと仰っていた。3号ポットで花着き苗にならないようでは売り物にならないということだ。最後は赤一重小輪の戸室(C.japonica'Tomuro')。コンパクトな樹姿で、赤い花をポツポツと咲かせる姿は控え目で愛らしく、私の好みだ。昔、武藏境の船木園さんにツバキの苗木を注文した時、こういう花が清水さんおお好みでしょう、とプレゼントされたのがこの花だ。以来大切にしている。ただ、今椿の本で戸室を確認したら、この花ではないことが判明した。私は20年来戸室と信じてきたのだが、一体何なのだろう。ユキツバキ系の品種だろうが、思い当たる品種はない。
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